トピックス
帯状疱疹ワクチン定期接種開始【2025年4月号2面】
2025-04-03
重要
千葉市では帯状疱疹の発症および帯状疱疹後神経痛を予防するため今月から高齢者等を対象とした帯状疱疹ワクチンの定期接種を開始した。帯状疱疹の症状は発疹や水ぶくれ、皮膚の痛みやかゆみの増加、後遺症の帯状疱疹後神経痛は数ヶ月から数年間続くケースも。罹患者は年々増え80歳までに3人に1人が発症すると言われている。
ワクチンは集団接種ではないため、希望者は事前に協力医療機関へ予約し予防接種を受ける流れになる。自己負担金は、生ワクチン4千円または不活化ワクチン1万円×2回。対象者は千葉市に住民登録があり次のいずれかに該当する方、接種を希望する方で年度内に65歳になる方。接種日に60歳~64歳の方でヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に身体障害1級の障害を有する方。なお令和11年までの5年間の経過措置があるため、今年度は70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方、また100歳以上の全ての方が接種対象とのこと。対象者は年度によって異なるため接種の機会を逃さないように注意が必要だ。
