昨年に実施された定額減税について不足額が生じた人を対象に、今年夏ごろから給付金の支給が行われている。千葉市でも令和６年度に定額減税しきれないと見込まれる人を対象に、調整給付金（当初給付）のお知らせや確認書を７月に発送。これは令和５年所得等をもとにした推計額（令和６年分推計所得税額）を用いて算出し、支給額に不足が生じた方などに対して不足分を支給するもの。「給付のお知らせ」が届いた人は申請不要だが、「確認書」が届いた人は手続きが必要。申請期限は今月末となっているので注意してほしい。

　また、支給対象者のうち、令和６年１月２日から令和７年１月１日までに千葉市へ転入した人については、転入前市区町村での調整給付金（当初給付）の実績や令和６年度課税情報を千葉市で保有しないため、対象者を把握できていないという。千葉市から支給のお知らせや確認書なども送付できておらず、本人からの申請が必要だ。こちらも今月末に申請が締め切られる。

　

　対象者となり得る例として、令和６年の収入が令和５年の収入よりも少なかった方、令和６年中に子どもが生まれる等で扶養親族が増えた方など。また以下のすべての要件に当てはまる方。①令和６年分所得税及び令和６年度分個人住民税所得割ともに定額減税前税額が０円②令和６年分所得税または令和６年度分個人住民税が税制度上「扶養親族」の対象外③低所得世帯向け給付（令和５年非課税給付・令和６年非課税化給付等）の世帯主・世帯員に該当していない。当てはまる方は問い合わせを。

 

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