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2023年8月号

2023年8月号(Vol.323)ダウンロード

2023年8月号1-8面

(2023-09-26・928KB)

2023年8月号2-3面

(2023-09-26・852KB)

2023年8月号4-5面

(2023-09-26・900KB)

2023年8月号6-7面

(2023-09-26・922KB)

2023年8月号1面

自民党千葉県連幹事長に阿部紘一氏就任
県議7期の経験を生かし県民ファーストの県政へ


 6月に開催された自由民主党千葉県支部連合会の定期大会において、千葉市稲毛選挙区選出の阿部紘一氏が新幹事長に就任した。阿部氏は平成7年より千葉県議会議員として現在までの7期にわたり県民の声を着実に県政へと反映させてきた。幹事長就任後も熊谷執行部に対し是々非々の姿勢は変わらずも、目指すのは双方に共通する県民ファーストの県政運営だと語った。

稲毛新聞(以下・稲)県連幹事長とはどのようなお役目なのでしょうか?
阿部紘一氏(以下・阿) 県連会長を補佐し、円滑な県連運営に努めること。 党本部と県連とのパイプ役を務め、 党の方針や事業などの周知をはかり推進していくこと。 県の意志決定に責任をもって関わること。 党勢拡大につとめることです。
稲・阿部幹事長がまず取り組みたいこととはどんなことでしょうか?
阿・わが党や県政に対する党員、県民の声を幅広く聴取していきたいと考えています。また、党内の意見集約において議員同士、議論の場を最大限に設けていきたいです。そして、透明性の確保のためにも議員同士、最大限情報を共有していきたいと思っています。
稲・これからの県政はどうあるべきでしょうか?
阿・「よりよい県民への行政サービスの提供」 のためにも県執行部と議員の関係については、 議会として是々非々の立場で臨み、且つ、ほどほどの緊張感の中で執行部と議論を交わしていくべきだと考えています。
稲・県政に女性議員が少ない点についてはどのようにお考えでしょうか?
阿・自民党改革実行本部の取り組みの中で、令和5年6月に「女性議員の育成、登用に関する基本計画」が決定されました。 千葉県民の半数以上が女性であることを考えますと、女性議員はあまりにも少数です。 千葉県政においても女性の声を反映させる意味でも女性の政治参加を進めていかなければならないと考えます。
稲・比率はどれくらいを目指しますか?
阿・党の目標では今後10年間で女性議員比率を30%としております。
稲・ありがとうございました。地元選出の議員として今後もご活躍を期待しております。 
 

この度、自民党千葉県連の幹事長就任にあたり、 ご挨拶の機会を頂きましたことに心から感謝申し上げます。去る6月17日の県連定期大会において幹事長を拝命致しました。 そしてこれから県連運営の重責を担うこととなり諸般の情勢が厳しい折、その責務の重大さを自覚し決意を新たに全力で取り組む覚悟ですので皆様のご指導とご鞭撻の程お願い申し上げます。

自由民主党
千葉県支部連合会
 幹事長 阿部紘一


稲毛せんげん通りまつり4年ぶりに復活

 コロナ禍で自粛されていた「稲毛せんげん通りまつり」が7月14日(金)、15日(土)に開催され、4年ぶりに稲毛の夏の風物詩が戻ってきた。
 稲毛浅間神社の夏の大祭にあわせて開催されるこの祭りは、
子どもたちが安心して楽しめることをスローガンに、平成26年から地元の有志らによる実行委員会が中心となり実施されている。
 今年は浅間神社や京成稲毛駅周辺に、約500の屋台が出店し、この日を待ちわびた大勢の人々が訪れた。15日は土曜日ということもあり、日中は家族連れが多く見られ、定番のヨーヨー釣りやわたあめなどの他、キッズネイルを施す露店には、浴衣姿の小学生の列ができていた。 
 夕方からはさらに賑わいを見せ、最寄り駅から会場へ続く道は動けないほど混雑し入場制限がかかるほどに。梅雨明け前だったが、この2日間は天気に恵まれ大盛況のうちに終わった。
 主催者側によると今回の開催にあたり運営から翌16日の早朝の掃除まで、大学生や一般の約200名のボランティアが協力したという。


専大松戸2年振り3度目、春夏連続甲子園!

 第105回全国高等学校野球選手権千葉大会は先月27日ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で決勝戦が行われ、専大松戸が習志野を8―7のサヨナラ勝ちで下し2年振り3度目の優勝を飾り、春のセンバツに続き6日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で始まる全国大会への出場を決めた。習志野2点リードの8回に専大松戸が同点に追いつき9回2死から宮尾がサヨナラ打を放ち勝負を決めた。同校は昨秋、今春に続き県完全制覇。


2023年8月号2面

100万人が涙した映画「うまれる」
穴川とあすみが丘で9月に上映会


 100万人が涙した映画「うまれる」の上映会が4年ぶりに千葉市で開催される。
 映画「うまれる」(企画・監督・撮影 豪田トモ)は、いのちを題材にした作品で、「子供は親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、命を見つめる4組の夫婦の物語を通して、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人とのつながりを考える、ドキュメンタリー映画。妊娠・出産・育児、流産・死産、不妊、障害など「うまれる」ということを幅広く捉えることで、親子関係やパートナーシップ、そして「生きる」ということを考え、感じる内容だ。作品に共感した人々が自分の地域でも映画を広めようと、ボランティアで、これまでに全国3千カ所以上で自主上映会が開催され、地域のつながりや共感を生み出してきた。
 今回の上映会はバルーンパフォーマー、海賊タロウ氏の講演会とあわせて開催。海賊タロウ氏は市原市出身。13年間人生を共にした最愛の妻を2014年に子宮頸癌で亡くし、その喪失感からバルーンアートを始めた。「誰かの役に立ちたい」という妻の想いを受け継ぎ、2016年からパフォーマーとして本格的に活動開始。海外でのボランティアや講演活動、各メディア出演の実績も多く、電子書籍「僕の名前は海賊タロウ」はアマゾン18部門1位ベストセラーを記録している。
 上映会の日程は9月2日(土)は穴川コミュニティーセンター1F多目的室(千葉市稲毛区穴川4~12~3)、9月3日(日)は土気あすみが丘プラザ2F多目的室(千葉市緑区あすみが丘7~2~4)の2会場で開催される。両日とも同じスケジュールで12時30分受付開始、13時から上映、講演会を含め終了予定時間は16時20分頃。参加費は大人前売1300円・当日1600円、18歳以下・障がい者手帳所持者は無料。参加申込みは下のQRコードから。
 問合せは「UA(うまれてありがとう)プロジェクトin千葉」代表の行木(なめき)さん、℡080・5452・1805へ。

櫻井俊雄物語
千葉の近現代史を創った男の話
武田弥太郎
第38話「事業者名を隠して通販、有名宅配便の罪」


 危険な暑さが続いている。屋外での活動には常に暑さ対策が求められている。高齢者に限らず、熱中症により救急搬送される人が後を絶たず、屋外での行事を取りやめる学校も出てきている。それだけ今年の猛暑は異常だ。これも地球温暖化の影響かと俊雄は心配している。
 ネット通販ではそんな暑さ対策にもってこいとの触れ込みで、首掛け扇風機や腰にぶら下げる形式のもの、ほんの数秒で10℃下げるとか、中には器具に瞬間で霜がつくほどの映像で効能をアピールしている。室内用では若い母親と乳幼児が涼し気にくつろぐ姿や、屋外用では懸命に働く作業員の様子がアピールされていて、俊雄が調べてみると、その数は少なくとも10種類以上に上っているという。1個だと6千円程度で割高感があるものの、2個買うと8千円程度でお得感を醸し出し、売り込みも懸命だ。酷暑に飛びつく人も多いだろう。
 これらの商品の画面すべてを見ていくと、その多くが事業者名を表示していない。
特定商取引法第11条には通信販売の広告に表示すべきことが定められており、「6、事業者の氏名(名称)、住所、電話番号」、の表示が義務付けられているが、その表示がないという。俊雄に寄せられた相談によると、届いた商品には広告に謳っているほどの効能はなくまがい物だと訴えているという。返品の申し入れはLINEに限られており、連絡先の表示もなかったことから、
配送を請け負った大手宅配業者の営業店に問い合わせたところ、その事業者は中国の事業者であることはわかるがそれ以上はわからない。それではと領収書発行の事業者に問い合わせると大手宅配事業者のグループ会社であることが分かったが、明確な回答はない。
 被害者は、詐欺まがいの商法に大手宅配業者が手を貸していることが信じられないという。10種類以上の商品はすべて別会社の商品のように装っているが、通信販売の画面の構成は商品の写真や単価などの広告面以外の注意や手続きの流れに関する画面は全面同一内容である。本来の事業者ではなく集金代行事業者名領収書を発行するなどしてことさらに法律で規定されている事業者の表示を隠すとは、違法行為に積極的に加担しているとしか言いようがない。
 海外事業者の通信販売には盲点が多い。まったく別の商品を購入した被害者がその事業者の京都の所在地を調べたところ民家から送られてきており、同じ商品を再度発注してみたところ今度は東北地方から送られてきたという。代金引換を請け負った日本郵政によれば、事業者の詳細は答えられないというから驚きだ。代金引換を利用する事業者については、その身元をはっきりさせておく必要がありはしないだろうか。消費者保護の観点からは欠かせない方策だと俊雄は訴えている。そもそも、一般消費者からみて連絡のつかない事業者と取引すべきではないと思うのは、衆目の一致するところだ。少なくとも、代金引換やクレジット決済を引き受けるなら、通販事業者の「適格性」を見定める必要があるはずだと俊雄は考える。国の法整備を求めて行く必要があるだろう。


随想
中学生の自由研究
鎌ヶ谷市・元稲毛小校長 島津幸生

 
 平成30年(今から5年前)の8月号「読者の声」に「自由研究の基礎」と言うのを書いた。実際に自分が関わった事例を中心にまとめたのだが、研究の児童生徒の本流とも言うべきものは中学生の作品で、最高峰は読売新聞主催の日本学生科学賞であった。
 ここに毎年入選させている中学の理科の先生がいた。渡辺昭(最後は小中台中校長、現在81歳)先生である。私はいつもよくこういう事に生徒の目を向けさせることが出来るなと感心させられていたのだ。
 渡辺先生が指導した科学部の研究の表題・タイトルをみると、2つに分けて考えられる。1つは〇〇の研究、もう1つはなぜ〇〇になるのか、である。昭和52年よりの先生の指導の蓄積を記載させていただく。
 翼と揚力の研究(昭和52)、たこの揚力の研究(53)磁石の磁力の研究(54・唯一選外)煙によってできる輪の研究(56)ホカホカカイロの発熱についての研究(58)電車の出入り口の研究(58・文部大臣賞)金平糖のつのの研究(60)カイガラムシのロウを使ったロウソクの研究(平7)せんべいの湿気についての研究(9・内閣総理大臣賞)くるみの割れ方についての研究(10)以上は総合探究型である。なぜ〇〇なのか、と言う原因追求型の研究題には次のようなのがある。
 ヨットはなぜ風に向かって進むことができるのか(昭和55)ポンポン蒸気船の動くしくみについて(57)紙をこするとなぜ規則的に広がるのか(61)石うすはなぜ大豆を細かくすることができるのか(62)ミニトマトはなぜ割れやすいのか(平成5・文部科学大臣賞)つるで作るかごはなぜアケビのつるを使うのか(7)ネギの茎を切った時、なぜ切断面からネギが出てくるのか(8)ハランの葉はなぜ風によって折れないのか(11)梅酒の梅はなぜ浮き沈むのか(令和3)スギの木はなぜ根本から折れないのか(4・文部科学大臣賞)がある。全作品のうち8点が千葉県知事賞を受賞している。
 渡辺先生によると「研究テーマ」が大事だと言う。それには身近にある不思議・なぜに気づくことだと言う。誰もこのことは調べていない、も大切だと言う。中学生の自由研究簡単そうで奥が深い。退職して20年今も気になる夏休みの自由研究である。

2023年8月号3面

発見!チバカツカンパニー
 千葉の活躍企業訪問記
 
気軽にふらりと立ち寄れる、
地域の人たちの「居場所」になりたい
 
くるみPlus+(くるみプラス)
 今回、訪問したのは美浜区磯辺の「くるみPlus+」。昨年の稲毛新聞11月号でオープンした直後の同所をミニデイサービス施設として紹介させていただきましたが、その後かなり状況が変化したとの噂。小紙編集部記者・稲しん子が確かめに向かい、スタッフの本間孝世さんにお話を伺ってきました。
 
株式会社ヘルパーリンク
「くるみPlus+」の経営母体。2019年に設立された、高齢者に対する生活サポートを行う会社。お困りごとなど介護保険外のサービスに対して、登録サポーターが対応するマッチングサービスを中心に事業を展開する。
くるみplus 所在地:千葉市美浜区磯辺1-9-18(JR稲毛海岸駅より徒歩約10分)
 
 
地域の課題に直面し
始めた取り組みの数々
 
稲しん子(以下・稲)「くるみPlus+」さんは、高齢者向けのサービスを提供する施設という認識で構わないのですよね?
 
本間さん(以下・本)基本的にはそうです。スタートはミニデイサービス施設で「食でつながるミニデイ」をテーマに、管理栄養士の指導のもと、旬の食材を使ったランチを提供しています。ランチを食べに来るだけでもいいのですが、それ以外にもお茶飲みお喋り会や足湯サロン、ものづくり&手仕事クラブ、
スマホ教室など多彩なアクティビティを用意していますので、利用者それぞれがやりたいことを好きなようにできる体制になっています。
 
稲・「つながる」ということは、人と人のコミュニケーションとか、交流とかを大事にしていらっしゃる?
本・「食でつながるミニデイ」だけではなく、私たちは駄菓子屋やレンタルスペース、認知症カフェ、ちょい飲みのようなイベントなど、ジャンルにこだわらない取り組みを実施していますが、基調となっているコンセプトは「地域の人たちが気軽に集まれる場所」。この地域の人たちが、とりあえず「くるみPlus+」に行こうかな、みたいな感じで、生活の一部として、用事があってもなくても立ち寄ってもらえるような場所であることを目指しています。
 
稲・駄菓子屋にレンタルスペース……すごい振り幅ですね。すると、高齢者対象の施設という定義には収まらない感じですか。年齢層に関わりなく、幅広く。
 
本・やっているうちにどうしても幅広くなりますね。ミニデイ一つ取っても、これは要支援の方向けのサービスですけれど、認定を受けてみたら要介護だったため、利用することができなくなる方がいらっしゃったり、既に通われている方でも、介護度が上がってしまってお休みすることになったり。現状の枠ではサポートしきれないという現実に直面しています。
 
稲・そういえば美浜区って高齢者の方が多いんでしたっけ。
 
本・多いです。中でも磯辺地区は高齢化率が高くて、令和4年3月の時点で36%近いです。独居のお年寄りも多く、閉じこもって一日誰にも会わない方も。これでは気力体力ともに衰える一方なので、週に1回だけでも外に出て、誰かとご飯を食べたり話をしたりする機会を作ってあげたいと思っています。実際、利用者の方々には「ここでみんなと会うと、気分が晴れるね」と仰ってくださっています。
 
稲・目的がなくても、何となくフラッと来て構わないのですね。
 
本・ええ。近くでウォーキングした帰りにコーヒーを飲みに立ち寄ってくれる方もいます。そんな感じで、地元の人が気軽に通える場所になりたいと考えています。
 
 
世代を超えた
 交流を図る工夫
 
稲・駄菓子屋さんの方はいかがですか?
 
本・平日の夕方、放課後になると、下校した子供たちがどどっと詰めかけて来ます。
一種の集合場所になっているんですよ。目の前にある磯辺第三小学校の生徒たちが主なんですが、少し離れた磯辺小学校の子も自転車で来てくれたりしています。
 
稲・コンビニやスーパーにも駄菓子コーナーがありますが、「駄菓子屋さん」ではないですものね。お店という集まれる場所が大事。
 
本・今は駄菓子を売っているだけですけれど、将来的には「宿題カフェ」みたいなことをやりたいです。放課後、子供たちに集まってもらって、みんなで宿題をやるんです。終わったらお握りとかの軽食を作って食べて、お喋りして。おじいちゃんおばあちゃんが来ている日だったら、一緒に遊んだりするのもいいですよね。毎日は難しいかもしれませんが、そういう日を設けられないかと計画しています。
 
稲・世代を超えた交流ですか、それは面白そうですね。
 
本・ハロウィーンイベントを開催した時に、ここの周辺にお住まいのお年寄りに、
子供たちが「トリック・オア・トリート」と言いながら家に来たら、お菓子を配ってあげてほしいとお願いしたんです。
イベント後、協力のお礼に回ったのですけれど、「普段は一人暮らしだから、小さな子供と関わることができて嬉しかった」とおっしゃるんですよね。
 
稲・独居だと人と接する機会がほとんどないから。
 
本・少しでも人と交流できるような機会を作る取り組みができたらいいなと思います。
 
稲・レンタルスペースはどういった方に利用されています?
 
本・勉強目的の学生さんだったり、オンラインミーティングをしたい社会人の方だったりですね。あとはエステの施術者の方や整体の先生。自分のサロンをお持ちではないため、場所を借りたいというニーズがあるんです。場所柄の話だと、海浜幕張の見浜園や稲毛海岸でウェディングフォトを撮る方が支度部屋としてお使いになります。キッチンが使えるので、二人でお料理がしたいというカップルの利用もありました。
 
稲・それだけの潜在需要が眠っていたわけですか。
 
本・エステの施術者さんや整体、理学療法士の先生など、様々な技能のプロフェッショナルの方々が「くるみPlus+」の活動に関わってくれるようになり、それを起点としてさらに可能性が広がっていくと確信できるので、私もすごく楽しみなんです。
 
将来に向けての
 夢も膨らむ一方
 
稲・となると、今後の活動はますます広がりますね。
 
本・そうですね、例えば「習い事サブスク」というアイデアを温めている団体があるので、うちも協力して実現させたいと思っています。
 
稲・習い事のサブスクリプション? どういうことでしょう。
 
本・一般的なカルチャースクールとは違って、毎月定額の料金を払えば好きな講座を自由に受講できるというシステムを考えています。定額制なので、興味のある講座をお試しで受けてみたり、複数の習い事を並行して学んでみたりが、すごく気軽になるでしょう?
 
稲・すごい。画期的ではないですか。
 
本・それから、「MITT(ミット)」という地域情報メディアとの連携も始めました。MITTとは、真砂、磯辺、稲毛海岸、高洲、高浜、それぞれのイニシャルを組み合わせたもので、この地域特有の話題、ローカルな情報を発信していくフリーペーパーです。
 
稲・ということは稲毛新聞の競合メディア(笑)。
 
本・どうでしょう(笑)。「MITT」は極めて限られた地区の情報しか扱わないのですけれど。ご近所で話題の場所や人、
注目したい活動の紹介などを中心に誌面を構成する媒体です。
市民ライターとして記事を書きたい人向けに「くるみPlus+」で書き方講座を開催したりしてお手伝いしているんです。
 
稲・新しい取り組みが軌道に乗ったら、また取材させてください。今日はありがとうございました。

2023年8月号4面〜8面

千葉一族盛衰記
千百年の都の始まりと蝦夷の話
第三話 千葉と蝦夷と平高望

歴史噺家 けやき家こもん


「もののけ姫」というアニメ映画をご存じでしょうか。
 アシタカという名の少年が呪いを受け、その呪いを解くために西に旅立つことからはじまる冒険譚です。このアシタカ少年は、いわゆる蝦夷(えみし)の一員として描かれています。「もののけ姫」の時代背景は、鉄砲が描かれていることから室町時代以降であることがわかります。その時代には本州の蝦夷は滅亡寸前ですが、これからお話しするのはそれよりもずっと前の平安初期、朝廷と蝦夷が激しく争っていた時代についてです。
 桓武天皇の事績のひとつに「蝦夷討伐」があります。日本の東側には、天皇を中心とする朝廷側の人たちからみれば「蛮族」である蝦夷が大勢住んでいました。その蝦夷を討伐して北へ北へと追いやっていったのが、平安時代直前までの「朝廷側の歴史」です。
 この時代に朝廷に屈服し、朝廷の社会や制度に組み込まれていった蝦夷は「俘囚(ふしゅう)」と呼ばれました。いったんは朝廷の権威に屈服した俘囚ではありますが、彼らに対する扱いが差別的、搾取的であれば不満は蓄積されます。そんなわけで、桓武天皇以前に千葉県一帯でも度々「俘囚の反乱」が発生しました。9世紀後半の「下総俘囚の乱」、「上総俘囚の乱」などがそれにあたり、歴史に残らない小競り合いも含めればかなりホットな状況であったことでしょう。

苗字を下げ渡された皇族「平高望」
 
諸説ありますが、平高望(たいらのたかもち)は桓武天皇の孫です。つまり、皇族です。
昔も今も皇族には苗字がありません。例えば、現在の天皇陛下のお名前は徳仁(なるひと)、称号は浩宮(ひろのみや)、お印は梓(あずさ)、敬称は陛下であり、苗字はどこにも見当たりません。
なお、平高望の皇族時代の名前は「高望王(たかもちおう)」です。では、皇族であった彼がなぜ「平」の姓をいただいたのか?都人であった平高望の上総への赴任と俘囚の関係は? 
 次回はいよいよ、謎の多い「未開地のパイオニア」平高望のお話です。

【著者プロフィール】 昭和46年佐倉市生まれ。郷土史や伝説をわかりやすく、楽しく伝える目的で、落語調で歴史を語る「歴史噺家」として活動。著書に「佐倉市域の歴史と伝説」がある。


随想
ああ結婚
吉成庸子



 今年の夏は本当に暑い。でもゴルフ好きな方々は、暑さに負けずにゴルフをやっておいでだ。儀ちゃんもそんな方々の一人だった。青春時代は戦争中で過ごした彼にとって、訓練と勉強と働く事の日々しかなかった。勉強が大好きだったと言っていたが、なにしろ当時はまだ電気がひかれておらずランプの光でなんとか勉強していた。
 昭和も十年少し前の時代、日本は軍国の色いっぱいの中、畑仕事などもよく手伝いながらも時間がある限り、山や川を仲間と駆けめぐって遊ぶ元気な子どもだったが成績は良かった。両親や長兄は農学校へ進学させようと考えていたらしいが、担任の秋葉先生が毎日両親を訪ねて成績が良いのだから銚子商業を受験させなさいと熱心に勧めてくださったという。それより入学ができるかどうか、当時銚子商業は非常に難しく、儀ちゃんは夜遅くまで受験勉強に励んだ。そして合格。その時新聞に載ったそうだ。秋葉先生はじめ両親も大喜び。儀ちゃんは嬉しいという気持ちを初めて知ったという。そして秋葉先生へ感謝の言葉は晩までにしていた。
 早生まれで身体が小さかった儀ちゃんが通学するのは大変だった。毎朝五時半に自転車に乗って家を出る。小見川まで泥んこ道を一時間、そして一時間半余り電車に乗る、往復五時間の通学はかなりきつかった。泥んこ道なので雨だとぬかるみにタイヤを取られ全く動けなり、儀ちゃんは泣きながら自転車を引いて駅まで行ったものの、電車は出発していた。それから雨の日は父親が駅まで一緒に来てくれたそうだ。母親は儀ちゃんのお弁当作りで四時過ぎには起きていたし、父親も一緒に起きてその日の空模様で小見川駅まで儀ちゃんを送る。
 そんな中一学期が終わり成績が発表された。十八番だった。儀ちゃんは愕然としたが考えてみれば通学が手一杯で、学校の予習も復習もしていない。「よし!休日も夜も勉強する」と決めてがんばったそうだ。そのうち日本は戦争に入り教練等という時間が増えていった。卒業後、予科練に進み特攻隊になり飛ばないまま終戦を迎えた。
 私の父親も銚子商業の出身だ。私の家は昔、銀行と証券会社と学校をやっていた。父は長生中学に入学したが父親が亡くなったため、後を継ぐには商業高校の方が良いと転校し寮生活をしていたそうだ。そして儀ちゃんが京葉銀行に勤めたあたりから先輩、後輩として大変仲良くなった。だから私も儀ちゃんをよく知っていたし、私の銀座のお店にもよく来ていただいた。儀ちゃんの奥様がお亡くなりになったのも知っていてお気の毒だなと思っていた。
 そんな時、銚子商業の父の同級生が銀行から大きな借金をして父は保証人になった。頼まれると嫌と言えない父は、自分の山まで担保として提供した。一年後、その友人は計画倒産をしていなくなった。当然、銀行は担保に入っている山を処分し今はゴルフ場になっている。
 そんなことがあった後に父は他界。それから一年後、突然私の母へ「お宅のお嬢さんを私の嫁さんにくれませんか?」と話が持ち込まれた。私がいつまでも一人でいるのを気にしていた母は「いいかげんに結婚しておくれよ」と、私に何度もせがんだ。そして私は思いもかけず儀ちゃんと結婚するはめとなったのだ。銚子商業がなかったら結婚していなかっただろう。


7月号の読者アンケート
行動制限のない夏をどう過ごす?


◎家でゆっくり
あまりにも暑いので家で静かにしています(あやめ台・一森万亀美)。夏休みアナハイムには行けないが、ビールのみのみオオタニを見る(あやめ台・藤原健次)。86歳。老齢で透析治療中なのでこの夏は家でゆっくり休もうと思っています。行く予定はありません(浜野・柳澤範光)。6回目のコロナ予防接種が済みました。ここに来てコロナが増加しているようです。さしあたって急ぐ旅行でもないので旅の本を買って読みふけることにしました。大谷選手の野球テレビ観戦や好きな韓ドラマを楽しむことにしました(小仲台・宮本サヨ子)。暑いのでテレビで高校野球を見て過ごす(高洲・寺阪和久)。観光地は混雑、猛暑で特別なことをする気にもなれないので、家でのんびりします(黒砂台・中村博之)。まだまだ多くの人が出ています。今年は昨年同様どこも行動いたしません(四街道・粟村道生)。 今年の夏は例年にない暑さなので自宅でのんびりとテレビ鑑賞や音楽を聞き過ごしています。家に居るのが一番です(小仲台・山内富士子)。   

◎近場へ出かける
コロナ明けでも3年間のギャップは大きく更に「酷暑の時期」でもあり一挙に行動範囲を拡大せずに近郊の散策、海辺へ散歩、博物館での鑑賞等から始め徐々に範囲を広げたいと思っています(稲毛東・小林忍)。海や川に釣りに出かけます(幸町・佐々木三郎)。老夫婦なので千葉の道の駅に主人の運転で買い物ツアーに行こうと思っています。残りの日々はのんびりとクーラーのきいた部屋で過ごしたいと思います(幸町・松山純子)。今年の夏は安・近・短です。基本は人混みは避けお金をかけず日帰りのみ。明るい時間内に行って帰ってくる旅行で楽しみます(高洲・原國臣)。家族とだけ日帰りで温泉旅行に行きます(高洲・原隆子)。昨年と特に変わらず、
プールとか公園で遊ぶ(黒砂・匿名)。行動制限がなくなりましたが、コロナがなくなったわけではないので今まで通り必要最低限の外出のみ。旅行などはしません。家族に高齢者がいるので今まで以上に気を付けます(幸町・大浦穂乃香)。

◎旅行
既に旅行してきました。友人達との久しぶりの懇談会にも出て来ました(高洲・宮川一郎)。 旅行パンフレット見ていると急に値段が跳ね上がった感じでびっくりします。夏休みは皆さんお出かけでしょうから、少し涼しくなってから出掛けようかと考えてます。秋の高知へと夫の田舎に行きましょう(高洲・林三津子)。私はコロナの為に行動制限があった時期には、趣味である寺院巡りや美術館での鑑賞が出来ませんでした。今年の夏は、それらが再開出来るので喜んでいます。しかし、制限が無いので余りにも野放図に行動していればコロナの再発も考えられますので、配慮した行動をしたいと思っています(船橋・渡辺孝幸)。コロナのため中止となっていた各地の花火大会が再開されるので、幕張と大曲と長岡の花火大会に行く計画を作成中です(園生・関恵美子)。行動制限のない夏、今年は3年ぶりに福岡へ帰省します。子供達も一緒に行けて大変楽しみです。久々の飛行機で子供達は楽しみにしていますが、私は飛行機が苦手なのでそこは憂鬱です。祖父母に会えるのもお互い楽しみにしています(習志野・佐々木しおり)。自家用車で親戚一同で温泉旅行(高洲・竹内忠男)。

◎趣味を楽しむ
趣味の方でとても忙しい夏です。今年は女声アンサンブルの演奏会にもマスクなしで出演できるのでとってもうれしいです(小仲台・田渕良子)。特に予定はありません。いつも通り海外のドラマを見るくらいです(打瀬・松原保司)。行動制限がなくなってもコロナがなくなったのではないので慎重に動きたいと思います。とりあえずゴルフの回数を増やそうかな?(六方・泉谷正誼)。


◎その他
墓参り(稲毛東・桜)。旅は大好きです。残念ながら足が衰えて遠出は控えております。宮城県出身なので学生時代バイトをやりながら東北の有名な山々は殆どワンダーフォーゲル部に入っていたので登りました。特に岩手の早池峰山が素晴らしかったです(検見川・荒木昭治)。今年の夏は二人目を出産予定なので家で育児三昧です!(高洲・小林麻美)。コロナが5類になってから小学校低学年の娘の周りでは発熱の子が続出。我が子も季節外れのインフルエンザにかかりました。今年もまた感染対策をしっかりしながらの夏休みになりそうです(幸町・都筑友美)
※一部抜粋して掲載


県独自の支援金 高校1年生に1万円

 千葉県は物価高騰対策の一環として、物価高騰の影響を受けている入学時等の教育費負担を軽減し修学支援をはかるため、高等学校等の令和5年度新入生の保護者等に対して、一人あたり千葉県高等学校等新入生臨時給付金事業として、給付金1万円を支給する。申請しないと給付が受けられないので注意が必要だ。

8月から申請開始
 
 給付金の申請受付は令和5年8月10日(木)午前9時から開始され、受付期間は令和6年1月31日(水)まで。今回の支援は千葉県独自の給付金であり、対象者は、以下のすべての要件を満たす生徒の保護者等。①高校生等が令和5年度に高等学校(専攻科及び別科を除く。以下に同じ)、特別支援学校の高等部、高等専門学校、専修学校の高等課程及び一部各種学校などに入学、現在、在籍中であること。②保護者等(親権者、未成年後見人(親権者がいない場合)、主たる生計維持者(生徒が成人している場合又は親権者が教育費を負担しておらず、未成年後見人がいない場合)、生徒本人(主たる生計維持者がいない場合)が千葉県内に住所を有していること。
 
忘れずに申請を

 申請はホームページの申請フォームからから受け付けるが郵送での申請も可能。ホームページに掲載の申請書式を印刷して記入し事務局へ郵送。またはコールセンターもしくは問い合わせフォームより申請書式の発送希望と連絡すれば申請書が自宅に届く。
【問い合わせ先】
コールセンター
℡0120・517・040 ※月曜~金曜(土日祝除く9時~18時)


読者の声

●3万円ありがたい
 
 先月号に載っていた価格高騰重点支援給付金3万円が7月に振込まれました。
 最近、光熱費や食品など何もかも高くなりましたよね。しかし年金は変わらず、本当に生活が苦しくなってきたところでした。
 普段から食べるものや着るもの、おでかけなど、いろいろと我慢していますので、今回の3万円は大変ありがたいです。使い道は、生活費の足しにして、あとは孫と一緒に少し美味しいものでも食べたいと思います。
 (高洲・ばあば)

●3万円の使い道
 
 給付金3万円をもらいました。ありがたい。市からの手紙を見ておらず急に振り込みがあったので驚きましたが、そういえば稲毛新聞に載っていたと思い出しました。今夜はうなぎとビールも買って晩酌します。
 (弁天・野球人)

●身勝手な行動が…
 
 前回稲毛新聞のこの欄に掲載して頂きました。稲毛駅東口のロータリーの身勝手なクルマの駐車の話でしたが、今回は人の身勝手な行動です。
 稲毛駅東口をイオン側に出たところ、ファミリーマートや吉野家がある交差点の横断歩道を渡る人や自転車の動きが酷いです。ここはスクランブル交差点ではないです。もう人も自転車も交差点の中を縦横無尽に渡っている人が多いです。
 特に自転車が酷い。
スピードも落とさず斜めに走り去る人が後を絶たない。歩行者も多いし本当に危ないです。交通ルールも何もあったものじゃないです。自分勝手な行動が周囲を危険にさらしている事に早く気づくべきです。
(稲毛区・駅前傍聴人)

●窃盗は卑劣な犯罪

 私は若葉区に畑を借りて大根やかぶや里芋などの野菜を作っています。
 先日収穫のために畑へ行ってみるとたくさんの大根が盗まれていました。愛情込めて大事に育てていたのに。すぐ警察に通報しましたが、犯人の手掛かりはありません。何故こんなことをするのでしょうか。畑は周辺に民家も無いし、防犯カメラもありません。最近このような事件が多いような気がしてなりません。
  (美浜区・吉川)

●実家の片づけ

 私は稲毛区のマンションに住んでいます。亡くなった親の家を引き払うことになり、半年間ほど市原で家財の片づけをしました。自分と主人で不用品を捨てにいったり、粗大ごみに出したりして、なんとか処分を終えましたが、この片付けで主人は腰痛を再発し、私も肘を痛めてしまい、今も二人共通院しています。
 そのあとに、稲毛新聞で遺品整理の業者さんの記事を読み、早く知っていたら業者にお願いしたのにと思いました。自分たちでやるまえに業者さんを探そうかなとも考えていたのですが、どこに頼んだらわからないし、信用できない業者にあたったら困るしと思って、結局は自分たちでやった次第です。主人は会社を休んで何日もレンタカーで軽トラを借りて、お金も結構かかりました。それに荷物の運び出しは本当に大変でした。
 この問題は多くの人に関係あることだと思います。費用が出せるなら、業者に頼む方がずっといいです。
私たちのように無理して体を壊してしまっては元も子もないですから。
 (小仲台 まさこ)

●川柳

昼寝して夜眠れぬと医者に言い

妻一人説得できずに国家説く
   
(水沢雪夫)

●読者の声への投稿はハガキ・FAX・メールで

稲スポ

千葉ロッテマリーンズVへ向け好調も佐々木が離脱
高校総体女子バスケは地元千葉経大附が活躍!


 プロ野球はオールスターも終わり後半戦がスタートした。 千葉ロッテは投手陣が好調で首位オリックスを射程圏に捉える位置で健闘している。しかし、その投手陣を引っ張ってきた佐々木朗希投手が故障で離脱することになった。先月24日の福岡ソフトバンク戦に先発、6回を投げ4安打9奪三振1失点と好投したが左脇腹に違和感を覚え降板。翌25日に出場選手登録を抹消され千葉県内の病院で精密検査を受けた結果、左内腹斜筋損傷と診断された。全治2か月の見通しで、今季中の戦列復帰が微妙になり、このままシーズンを終える可能性も出てきた。佐々木朗希はこの試合の前までチームトップの7勝、防御率、奪三振でパ・リーグトップと前半戦は投手陣の柱として目覚しい活躍をしていた。
 是非チームには優勝、もしくはクライマックスシリーズに進出してもらい、佐々木投手の雄姿を今季中に再び見られることを期待したい。


千葉経大附女子バスケ快進撃

 北海道で行われた高校総体の女子バスケットボールに出場していた地元稲毛区の千葉経済大学附属高校は初戦で鳥取城北(鳥取)を104―79で破り、続く3回戦も日本航空北海道(北海道)を89―70と下しベスト8に進出したが、準々決勝で愛知県の優勝25回を誇る名門桜花学園に善戦するも83―64で敗れた。しかし昨年を上回る8強入りを果たし、来年度以降の全国制覇を期待させる戦いぶりには拍手を送りたい。


マリン改修へ

 千葉市の神谷市長は老朽化のZOZOマリンスタジアムの今後について「第2の街びらきにつながる」と単なる改修という視点に留まらず「幕張新都心全体にどういう影響があるか街づくりの観点から検討していくことが重要だ」と述べた。ZOZOマリンスタジアムは建設から30年以上経過し、配水管の劣化や駐車場の冠水など施設の老朽化が課題となっており、今後10年をめどに新球場への移行を改修か、建替えかで検討していく。


市民ガイド

千葉県立美術館
令和5年度対話型鑑賞教室(第3回)
美術作品を鑑賞し、感じたことを対話することによって他の参加者と共有し、展示作品について自発的に考え、美術作品の鑑賞の楽しさを拡げましょう。
▼会期:2023年8月19日(土)▼鑑賞作品:「描かれた房総」▼時間:①11時から12時②13時30分~14時30分▼定員:各回10名▼参加対象:5歳以上▼料金:無料(ただし展覧会入場料は必要)▼申込み:総合受付前にて当日に受付/先着順▼会場:千葉県立美術館展覧会場▼問合せ:千葉県立美術館(千葉市中央区中央1-10-1)℡043-242-8311/FAX043-241-7880

千葉市美術館
①「三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions」展
担当学芸員によるショートレクチャー
スライドを用いて作家や展示内容について解説します。
▼会期:2023年8月15日(火)14時~30分程度(13:30頃開場)▼講師:森啓輔(当館学芸員)▼会場:1階多目的室▼定員:先着30名程度▼参加費:聴講無料
②「三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions」展
千葉交響楽団メンバーによるコンサート
「三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions」にあわせ、三沢厚彦らの作品が展示されたさや堂ホールで、動物をテーマにしたコンサートを行います。
▼会期:2023年8月11日(金・祝)11時~(10時30分開場予定)▼出演:千葉交響楽団▼会場: 1階さや堂ホール▼定員:先着80名(当日10時より1階にて入場券販売)▼入場料: 1,000円(高校生以下500円)▼主催:千葉市美術館・千葉県▼場所:千葉市美術館(千葉市中央区中央3-10-8)℡:043-221-2311/FAX:043-221-2316
青葉の森公園芸術文化ホール
①伝統芸能スコラ
「かぶきを楽しもう~日本舞踊編~」
伝統芸能がもっと楽しくなる、1日かぎりの学校のような公演です。昨年の「おはやし編」に続き今回は日本舞踊を通して歌舞伎の「動き」に注目します。
▼会期:2023年08月19日(土)14時~▼会場:ホール▼入場料:全席自由 一般1,500円(日本舞踊体験付2,000円)高校生以下500円(日本舞踊体験付1,000円)3歳未満無料※日本舞踊体験付チケットは青葉の森公園芸術文化ホールのみの販売▼出演:鳳聲晴久/堅田喜三郎/杵屋和吉/杵屋勝国悠/藤間翔/藤間掬美奈/花川花蝶 ※日本舞踊体験付チケットをご購入の方は、舞台上で日本舞踊の体験をしていただきます。
②来生たかおコンサート 
Stand Alone 2023 ~Acoustic Tracks~
▼会期:2023年9月10日(日)15時30分~(開場15時)▼会場:ホール▼入場料:全席指定6,800円▼出演:来生たかお▼チケット購入先:青葉の森公園芸術文化ホール、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、イープラスなど
▼①②問合せ先:青葉の森公園芸術文化ホール
(千葉市中央区青葉町977番地1)
℡:043-266-3511/FAX:043-266-1660

さんばしまつり2023
昨年、ちばみなとに多くの人出を創出したイベント。2回目の今年もお祭り屋台やキッチンカー、近隣団体による体験ブース、ビールの銘柄当てイベントなどが、港を臨むさんばしひろば一面に並びます。特設メインステージでは、シンガーやダンサーによるパフォーマンスが繰り広げられ、夕方には「夏のお祭りといえば…」の、参加型イベントも実施予定。夜は昨年のビッグサプライズがよりグレードアップした、海辺ならではの「光と音楽の水上ナイトショー」が、水面と夜空を照らします。
▼会期:2023年8月20日(日)10時~21時▼会場:
さんばしひろば(ケーズハーバー前・千葉市中央区中央港1-20-1)▼入場料:無料▼主催:千葉市みなと活性化協議会

◎ギャラリー古島
一日集中レッスン 透明水彩「果物を描く」
(女性限定・初めての方・久しぶりの方)
▼会期:2023年8月20日(日)10時~13時▼対象者:女性(中学生以上)▼定員:8名▼受講料:5,000円(モチーフ・水彩紙・マット代込み)▼持参するもの:透明水彩道具一式(お持ちの方のみ)、作品持ち帰り用紙ばさみなど(F6サイズ)※お持ちでない方は手ぶらでもOK▼講師:中島尚子(ワイス水彩教室)▼申込方法:HPの問合せよりメールにて▼申込締切:8月18日(金)▼HP:http://shokonakajima.wixsite.com/weiss▼場所:千葉市中央区春日2-25-11古島籐家具店2階(JR西千葉駅西友側徒歩1分)℡043-243-3313 

 ※市民ガイドは7月末時点の情報です


有限会社稲毛新聞社
〒263-0043
千葉県千葉市稲毛区小仲台2-5-2-1001
TEL.043-256-4414
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