本文へ移動

2023年7月号

2023年7月号(Vol.322)ダウンロード

2023年7月号1-8面

(733KB)

2023年7月号2-3面

(788KB)

2023年7月号4-5面

(765KB)

2023年7月号6-7面

(1000KB)

2023年7月号1面

 子供の健やかな成長を祝い、神様に感謝と奉告をすると言われるのが七五三。子供の成長を家族で振り返る大切なイベントでもある。毎年11月15日を中心に多くの家族が神社やお寺にお参りする。ここ数年はコロナ禍ということもあり、11月に入れば七五三シーズンとして分散での参拝が呼びかけられていた。しかしコロナ禍以前からの近年においては年々そのイベント感覚は強まり、子供にとっても親にとっても大きな晴れ舞台になっているようだ。
 
 家族の晴れ舞台
 
 七五三の祝い方はその地域によって違うが、概ね子供に着物等の衣装を着せ神社に参拝し、写真スタジオなどで記念撮影をするのが一般的のようだ。祖父母も一緒に、自宅や飲食店でお祝いの食事会を開くこともあるだろう。そして七五三において最も大事なのが記念撮影。参拝当日も大切な日ではあるが、一生残る七五三の記念写真をどのように撮るのか、どこで撮るのか、いつ撮るのか、誰と撮るのかなどその悩みは多いはず。子供の友達の家はどうするのか、どのくらい費用をかけるのかなども気になるところだろう。
 最近では専門店やフォトスタジオでの写真撮影の需要が常識になっており、参拝直前の混み合う時期よりも早い時期に撮影を済ませる「前撮り」を行う写真スタジオが増えている。
 
 前撮り人気定着
 
 千葉市稲毛区小仲台の地で創業34年目を迎えた「フォトスタジオ カツミ」では七五三の写真撮影に力を入れており、地域の人やリピーターからの評価が高い。
 早い段階からこの「前撮り」を始めており、顧客のニーズをキャッチしてきた。11月に近くなると、どうしても混み合い予約が取りづらくなるが、この前撮りは時期に縛りが無いこと、比較的スタジオ予約がしやすいこと、衣装も豊富に揃っている時期ということもあり定着していった。さらに、前撮り時には子供と家族、参拝当日には祖父母との集合家族写真も撮ることの出来るプランが好評。1回撮影に比べ衣装の確保や、参拝当日の撮影も余裕をもって出来るメリットがある。パパやママも着物を着るプランや、今ならドレス・タキシードキャンペーンも用意。男の子はメジャーリーガー大谷選手で話題の兜を身に着けての撮影も出来る(第2弾は8月31日迄)。
子どもの記念日だけじゃない家族の需要に応える
 また身近になってきた「終活」への備えから遺影写真の需要も多い。いざという時に良い写真が残っていないなどの話も少なくない。子供の七五三から始まり成人式へ。その子の結婚、出産を経ての孫の七五三と多くのお客様がリピーターとなり付き合いも深まる。定番の成人式、入学・卒業、お宮参り、叙勲など撮影全般で地域の人の記念日を演出するこの店に、あなたの記念日の残し方を相談してみても良いのでは。

2023年7月号4面

千葉一族盛衰記
千百年の都の始まりと蝦夷の話
第二話
千葉一族繁栄の基礎となった桓武天皇の二つの事業

歴史噺家 けやき家こもん



 千葉一族を考えるうえで、桓武天皇を知ることは重要です。なにしろ、千葉一族は歴史上「桓武平氏(かんむへいし)」として語られることが多いので、「桓武?」というところでつまずいてしまうと、この先つまらなくなってしまいます。
 この桓武天皇、血縁という意味において千葉一族の基礎であるのは言うまでもないのですが、彼がなした事績についても、千葉一族繁栄の礎といえるものがあります。
 本稿では、桓武天皇のそんな二つの事業についてみていきましょう。
 一つ目は「平安京を都(みやこ)と定めた」ことです。桓武天皇が平安京、つまりざっくり言えば京都を都と定めたのが794年。
その年から、平清盛が福原に遷都した1180年の1年間を除き、なんと明治2年(1869年)までの約1100年の長きにわたり、かの地は「都」でありつづけました。
 桓武天皇が平安京を都としたいきさつは、当時強大な政治勢力を誇った奈良仏教団の影響力を削ぐ目的や、皇位継承をめぐる抗争の果てに憤死させた早良(さわら)親王の怨霊に対する畏れが背景としてあると言われており、調べてみるとなかなかに血なまぐさい権力闘争が浮かびあがります。しかし、とにかく「日本の中心地」を定めた役割は非常に大きいといえるでしょう。
 また、千葉一族の繁栄という文脈で考えると、この「都の確定」が非常に大きな意味をもちます。国の成り立ちというのは、古今東西問わず基礎がしっかり定まってから地方の平定、という段階を踏みます。平安京の人たちからみれば、
後に千葉一族が繁栄することになる当時の千葉県一帯は、蛮族が暮らす未開の地でした。その意味で、平安時代の幕開けは、「未開の地の平定」を任された千葉一族の繁栄にとってなくてはならないエポックだったわけです。
 桓武天皇の事績として次にあげられるのが、蝦夷(えみし)の討伐です。蝦夷というのは、現在の関東地方から北海道、樺太にかけて住んでいた民族を指します。日本書紀には、蝦夷は入れ墨をした荒々しい民族として描かれており、
「都の側」の人たちからすればいわゆる「蛮族」そのもの。この蝦夷と呼ばれた人たちは、もちろん朝廷の権威などとは無縁の「独自の生活文化」を作り上げて関東から東側の地で暮らしていました。
 彼ら蝦夷に対して、桓武天皇は征討軍を3回送っています。民族自決の精神にあふれた(笑)第二次世界大戦以降の世界に生きる私たちからすれば、朝廷は朝廷、その他民族の皆さんはそれぞれで仲良く暮らしていけばいいじゃないですか、と思いますが、当時は力がすべての時代です。桓武天皇や都の人たちからすれば「朝廷の権威に従わない物騒な奴らだ! 成敗せねば」という、恐怖からくる怒りがあったことでしょう。
 桓武天皇から、3回目の征討軍のトップに任命されたのが、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)です。このとき、田村麻呂につけられた称号が「征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)」でした。
 後に「武人の最高栄誉職」という意味をもつことになり、源頼朝にも徳川家康にも与えられたこの称号は、田村麻呂の時代において「征夷=蝦夷を征服する」大将軍という本来の意味で使われていたわけです。
 さて、田村麻呂によって事実上ほぼ平定された蝦夷は、次回登場する平高望(たいらのたかもち)にも浅からぬ因縁があるのですが、そのあたりのお話しは次回にいたしましょう。

【著者プロフィール】 昭和46年佐倉市生まれ。郷土史や伝説をわかりやすく、楽しく伝える目的で、落語調で歴史を語る「歴史噺家」として活動。著書に「佐倉市域の歴史と伝説」がある。



第14回 KEIYO CHARITY GOLF開催
プレー代の一部を更生保護施設や福祉施設へ寄付


 6月5日(月)に京葉カントリー倶楽部にて「第14回KEIYO CHARITY GOLF」が開催され、今年は156名が参加した。毎年、参加希望者が多く、参加枠は申込開始後にすぐに埋まり、キャンセル待ちも多いという人気ぶりだ。
 毎年恒例のこのイベントは京葉カントリー倶楽部の休場日に施設を開放し、参加費の一部をチャリティに回す目的で続けられ、今年もプレー代から必要経費を除いた84万円が、市内の更生保護施設や福祉施設に寄付された。
 同イベントを共催するのは京葉カントリー倶楽部フェローシップ・エチケット委員会とNPO法人にこにこ稲毛。各協賛企業の協力と京葉カントリー倶楽部の従業員やNPOスタッフが運営に参加し実施されている。
 当日、会場には寄付先である「社会福祉法人つどい」や「社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会・らいおん工房」のブースが設置されハンドメイド小物を販売。制作した施設の利用者たちも販売スタッフとして参加した。一般的なチャリティイベントは、寄付金が何に使われているかわかりにくいことが多い。しかし、こうした施設のブースを設ける取り組みによって自分たちのプレー代が、どの施設に寄付され、どのような活動に役立っているのかを参加者が知る機会になっている。
 これまでの寄付金は通算で1千200万円以上。活動がスタートした2009年以来、コロナ禍ではやむを得ず自粛した年もあったが、法務大臣から10年以上連続で感謝状を贈られるなど社会貢献度が高い活動だ。
 同イベントのプロジェクトマネージャー、NPO法人にこにこ稲毛の守屋聡氏は「チャリティ趣旨にご賛同くださる皆様のおかげで今年も無事に開催できました。これからも私たちができることで地元の更生保護施設や福祉施設を応援していきたい」と語った。


さんばしまつり今年も開催決定

 JR京葉線・千葉都市モノレールの千葉みなと駅至近にある港の公園「さんばしひろば」にて千葉市みなと活性化協議会主催「さんばしまつり2023」が8月20日(日)に開催されることが決定した。昨年の夏、千葉みなとに多くの人出を創出したイベントで今年は約100台のキッチンカーや屋台が登場。ステージでのライブパフォーマンス、港と夜空を照らす「光と音楽の水上ナイトショー」など多彩なラインナップがイベントを盛り上げる。また、会場からポートパークへ寒川神社の神輿が巡行し、千葉市地域文化財「御浜下り」も同時開催されるという。


編集部のつぶやき

6月中旬、日が落ちてから「さんばしひろば」へ出かけ、夜の散歩を楽しみました。ライトアップされたスペースは昼間とはまた違った雰囲気で、心地よい風に吹かれながら、美しい港の夜景を眺めることができます。横浜に負けず劣らず、とてもステキなスポットです。  (真)

2023年7月号5面〜8面

千葉ジュニアペンギンズがクリーン活動実施

「アクアリンクちば」をホームとして活動中のジュニアアイスホッケーチーム「千葉ジュニアペンギンズ」が地元でクリーン活動を実施した。
 千葉市のごみゼロクリーンデーの環境月間に合わせて各地で実施されているこの活動は、歩道上や植え込みなどに捨てられたごみや空き缶などを収集し、街を美しくすると同時に、ごみ問題について考える機会を持ってもらおうと千葉市が推進しているもので、市内の各団体がそれぞれ清掃活動を行っている。
「アクアリンクちば」はクリーンセンターがごみを焼却する際に生まれたエネルギーを使って氷を作っていることから、「千葉ジュニアペンギンズ」の選手たちは利用しているホームリンクや地域への日頃の感謝の気持ちを込めて、6月17日(土)に地元の稲毛海岸駅からリンクまでごみ拾いを行った。各自でごみ袋を持ち、沿道に捨てられた様々なごみを見つけては一つ一つ拾って行くと、1時間後には集めたごみが結果として見えたことで充実感を得ていた。
 チーム関係者によると、クリーン活動を通して地域への感謝の思いを育むこと以外にも、約1時間の歩行は体力づくりにもなるという。また、通行人や自身の安全に配慮しながらごみ拾いをするので、広い視野を持ち、状況把握や判断の訓練にも役立つのだとか。今回の清掃活動はチームとして初の試みだったが、
今後も続けていきたいと話した。
「千葉ジュニアペンギンズ」は、昭和50年代に発足した千葉でも歴史のあるジュニアアイスホッケーチームだ。OBや千葉代表の元国体選手がコーチを務めており、アイスホッケーのコーチングだけでなく、挨拶や礼儀作法の基本的マナーや親への感謝、スポーツマンシップも体得できるよう指導を行っている。
 毎週火曜日の夕方と土日を中心に「アクアリンクちば」にて練習中の同チームでは現在メンバーを募集している。アイスホッケーの楽しさを気軽に体験してもらおうと、通常練習時も無料体験を実施している。ホッケーの道具は無料で貸出しているので、初心者も安心して体験できる。未就学児から高学年までアイスホッケーを始める年齢は人それぞれだとか。興味を持った方は、ぜひHPからお問合せを。



随筆
ドライブの思い出
吉成庸子


 窓を開け放ったら夏の香りをたっぷり含んだ風が吹き込んできた。
 今日は祝日でお休み。先に起きていたらしい儀ちゃんが「何時まで寝てるんだ。目が腐っちゃうぞ!」と怒鳴る声が廊下の方から聞こえてきた。
 時計を見るとまだ八時半。休みの日くらいもう少し寝ていたいのになあと思ったが、急いでパジャマを着替え、歯を磨き顔を洗った。
 台所へ行くと儀ちゃんはもうキッチンテーブルに着いて朝食ができるのを待っている姿勢。
 我が家の朝食は簡単だ。あんパン一個とレモンティーとバナナだけだもの。
 儀ちゃんはその朝食を食べ終わると、
今度は朝刊紙に手を伸ばす。三紙取っているのだが、彼はゆっくりと時間をかけて新聞を隅から隅まで読む。
 これは出勤日であろうと休日であろうと変わりのない毎日の作業の一つだ。
 その日は新聞を読み終わった儀ちゃん「お母さん、俺の運転で銚子へ行かないか? おいしい魚をご馳走してやるぞ」と言った。
「お父さんの運転で行くの? 大丈夫かなあ」と私は不安なのでそう言った。
「何言ってるんだ。俺は飛行機の操縦だってできるんだぞ。
自動車の運転なんて軽いもんだ」と彼は威張って言った。
「そうかあ、たまには夫婦二人でのドライブも良いかなあ。新鮮なお魚をゆっくり食べるものいいな」
私はそう決めて「行こう、行こう」と儀ちゃんに答えてすぐ着替えにかかった。
 我が家に私名義の車は一台あるが、私は運転できない。四街道へ住むようになってすぐ教習所へ通ったのだが、練習場の事務室の壁にぶつけてしまい、練習車を大破させてしまった。私はその日で潔く教習所をやめた。
 儀ちゃんはその話を聞いて「お前は運転免許は取るな」と言った。でもその時点で、私の車はすでに買ってあった。真っ赤な三菱の軽自動車だ。儀ちゃんが乗るには、極めて似合わない車なのだが…。でもその日は二人仲良く車に乗り込み、銚子に向かって出発した。
 しかし儀ちゃんの運転は荒っぽい。その上、始終、ブレーキをかけるので、私の身体はその度にガクンガクンと前のめりする。
 荒っぽい運転に私はハラハラして「前の車に接近しすぎてるわ。スピードを落として」とか注意する。
「ウルサイ! 黙って乗ってろ!」儀ちゃんが怒鳴る。祝日のせいか道は大混み。おまけに道を間違えたらしい。
 地図を頼りにやっと銚子に到着した頃は、夕焼け空になっていた。何軒かのお店に断られ、やっと木賃宿のような店で食事にありつけた。
 さすがに魚は全部おいしかった。食べ終わると儀ちゃんは「すぐに帰ろう」と言う。
 車に乗った私は、
お腹がいっぱいになったせいか、すぐに眠ってしまったらしい。
「着いたぞ」と肩をたたかれた私は目覚めた。夜の十時を過ぎていた。
 帰りの長い時間、儀ちゃんは一人で、一生懸命運転し続けていたのだろう。私を起こさずに黙って眠らせておいたまま…。
 私は「やさしいところもあるんだなあ」と初めて思った。二人だけのドライブはその時が最初で最後だったけど。


価格高騰重点支援給付金が順次振込

 光熱費や物価高騰による家計への影響が大きい住民税非課税世帯などを対象に千葉市は1世帯当たり3万円の支給を始める。これは「物価・賃金・生活総合対策本部」での政府決定を受けて、物価高騰による負担増を支援するための給付金で支給案内はがきは先月から順次発送されている。
 昨年度の千葉市価格高騰緊急支援給付金(1世帯当たり5万円)を口座振込で受給された世帯は、口座変更や辞退希望がなければ手続き不要で7月19日(水)以降、順次3万円が振り込まれる予定。  それ以外の給付対象と思われる世帯には確認書が送付されており要返送とのこと。また家計急変世帯や令和5年1月2日以降に千葉市に転入した方がいる世帯は申請が必要。申請期間は9月末まで。
【問合せ先】
千葉市価格高騰重点支援給付金コールセンター ℡0120・592・028(平日9時~17時)


先月号のアンケート「身近なお困りごと」

◎物価高騰
物価高(柏台・牧野義明)。今年の値上がりは異常です。予定の金額より1000円位高く支払っています(あやめ台・一森万亀美)(稲毛海岸・成田節雄)。物価や電気・ガス料金の値上げに困窮しています。日用品・食料品などが軒並み値上げとなり中でもトイレットペーパー等の値上げ率は過去最高で年金生活者(支給率が低下)には影響が大きいです(稲毛東・小林忍)。「物価」「光熱費」の高騰です。今迄通りの生活をしていると出費が増える一方なので生活の中での工夫が必要なのですが、なかなか難しく困ってしまいます(幸町・大浦穂乃香)。年金生活者にとって年金が減額されるし物価高騰により生活が苦しくなっています(六方・泉谷正誼)。物価の高騰、特に食品の値上がりが堪える(高洲・寺阪知子)。将来全般です。年金は全額貰えるのか。公共料金の値上げも困ります(高洲・原國臣、原隆子)。困っていることは全て物価の値上がりです。ちらしを見て買い物をしているのですがちらしは安いはずが今は高いです。光熱費も高騰し節約とにらめっこの毎日です(八千代・牧けい子)。
◎騒音
真夜中の騒音。マンションで半年前より夜中から未明にかけて毎日3回、5分位急に高い騒音が響き、その都度目が覚めてしまう。しばらくは眠れない。対策を再三お願いしても一向に改善されない(浜野・柳澤範光)。夜明けと同時にカラスがカアカアと鳴いてうるさい(高洲・寺阪和久)。我が家のリビング前に防音設備の無いカラオケスナックが出来てから本当に騒音が煩いです。風が気持ち良くて窓を開けたくても開けられません(小仲台・カラオケは騒音です)。
◎断捨離
本の断捨離をしようと思っていますが、なかなかできません(あやめ台・杉崎勝)。やはり断捨離。特に旅行の写真とか子供の小さかった頃の手作り作品など本人には「捨ててね」と言われてもまだ捨てられません(小仲台・田渕良子)。結婚する時、親が嫁入りタンス一揃いと昔の人は外出着だったようで親は苦労して大変な思いをして沢山持たせてくれました。袖も通さないものがたくさんあります。
捨てるに捨てられないです(千城台東・佐藤礼子)。断捨離しようと思っても昔ほどてきぱきと動けない(稲毛海岸・成田節雄)。断捨離(小仲台・橋本礼子)。断捨離を元気な内にやっておかねばと、暇を見つけて写真の整理や踊りやダンスの衣装等想い出に浸りつつ又元の箱に逆戻りの始末。戦時下の物不足の時代に育った年代の者は捨てる事は到底出来ないね(千城台東・渡弘子)。家の中の「モノ」が増えて困っています。残り少なくなっていく人生を考えると「モノ」を整理し少なくすることが急務(園生・関直康)。身の回りの整理、せねば、せねば、と心で思いつつも行動に中々移れない事、です(高洲・緒方久江)。
◎身体的なこと
高齢者特有の物忘れをはじめ大小様々な困難をかかえています。それでも小さな好きなことに夢中です。
映画・音楽・読書など費用の掛からない範囲内で楽しんでおります。むろん「稲毛新聞」最有力です(検見川・荒木昭治)。自分の身体のこと。自分の思うように身体が動いてくれない(高洲・市川豊和)。目が霞んできたり、テレビの音が聞きづらくなったり、血糖値が上がったり、血圧も上がってきたりで、高齢化に伴う病院通いが多くなり困っています(園生・関恵美子)。アチコチガタガタになり通院中で困っています。薬の山とは言えないにしても服用に苦労あります。吸着炭なる腎臓機能低下対策には好きになれません(千城台東・寺本勝)。
◎その他
近くのコンビニが無くなったこと(小仲台・瀬下仁美)。サムライドという稲毛海岸駅などにある電動キックボードサービスが無くなること。悲しい(高洲・小松哲人)。カアカアと朝から騒ぎゴミあさる山に帰らぬ団地のカラス(あやめ台・藤原健次)。高齢で8月で90歳で障害があり一人暮らし。セキュリティは付けてありますが、大地震の場合はどうやって避難すれば良いのやら(六方・匿名)。高齢者地域なので老々見守りが現実です。よかれと考えて色々声を掛けるのですが長老者の人生スタイルを納得してもらうのはなかなか…。自分も行く道なので反面教師と気長に付き合っています。かわいい年寄りってむつかしいものですね(幸町・西村正子)。遺産相続により土地(畑)を相続したが遠方にあるため耕作しないので雑草が増えてその処理が大変(稲毛海岸・小坂孝一)。実家の片付け、庭の手入れ等(高洲・荻野雅子)。スマホ採用し操作含めて苦労中。ガラケでなかった操作、文字入力など面倒。これが時代の先端なのかと参ったわい(千城台東・寺本勝)。スーパーが遠くて重い買い物ができないこと(高洲・さっちゃん)

※一部抜粋して掲載


出張リラクゼーションで癒しの時間を

 千葉市若葉区東寺山町のコープ東寺山店内に店舗を構える「リラクゼーション&エステ猫の手」では、企業や施設、イベント会場などへの出張リラクゼーションサービスを行っている。
 ボディもみほぐし・足リフレ・手リフレなど、経験者による本格的な施術が職場などでも受けられると好評だ。料金はセラピスト1名につき、3時間で税込1万9800円。時間内で1名~3名でシェアや、延長も可能。1回のみの利用でも申し込める。
【問合せ先】℡043・284・5545


市民ガイド

◎千葉県立美術館
千葉県誕生150周年記念事業 房総の海をめぐる光と影とアート展 
「クワクボリョウタ《コレクション・ネット》」 「描かれた房総」
▼会期:2023年7月19日(水)~2023年9月18日(月・祝)▼入場料:一般500(400)円/高校・大学生250(200)円※( )は団体料金※中学生以下、65歳以上は無料▼場所:千葉県立美術館(千葉市中央区中央港1-10-1)▼問合せ:℡043-242-8311/FAX043-241-7880

◎認知症介護講習会
認知症と共に生きる
~僕が考える「まちづくり」~
▼対象:認知症の方を介護中の家族など▼会期:2023年8月19日(土)13:30~15:30▼定員:50人(介護中の家族優先)▼場所:千葉市文化センター(千葉市中央区中央2-5-1千葉中央ツインビル2号館4階)▼申込方法:はがきまたはFAX。催し物名・日時・代表者名(フリガナ)・郵便番号・住所・年齢・電話番号・介護中の家族はその旨も明記▼宛て先:〒260-0026千葉市中央区千葉港4-5千葉県社会福祉センター4階「認知症の人と家族の会」▼FAX:043-204-8256▼申込締切:8月3日(木)必着▼問合せ先:地域包括ケア推進課℡043-245-5267

◎消防音楽隊コンサート
2023年7月29日(土)11:00から1時間程度▼場所:イオンモール幕張新都心グランドモール1階グランドスクエア▼入場無料▼問合せ先:消防局総務課 ℡043-202-1664/FAX043-202-1614

◎ギャラリー古島
アートの散歩道
▼会期:2023年7月14日(金)~7月24日(月)※7月20日(木)休廊▼場所:千葉市中央区春日2-25-11古島籐家具店2階(JR西千葉駅西友側徒歩1分)℡043-243-3313 
※市民ガイドは6月末時点の情報です
 

読者の声


●身勝手な駐車が…
 
 JR稲毛駅東口のロータリーは多くの路線バスが乗り入れタクシーや一般車の進入も多い。ロータリーの中心に一般車の乗降エリアがあるのだが、そこが身勝手な駐車により車が溢れてしまい、さらにそこへ入ろうとする車が数珠つなぎのように停車するので、路線バスの進路をふさいでしまい、バスが動けなくなっている様子がよく見受けられる。クラクションを鳴らしてもなかなか動かない車もある。そこを動いて乗降エリアから一度出ると、大きく迂回しないと同じ場所に戻れない構造になっているからだ。送り迎えなどでの待機が多いのだろうが、中には慌てて銀行から飛び出してくる人も見かける。何故駐車場を利用しないのだろうか。「そこは駐車場ではない」と声を大にして言いたい。その身勝手な駐車が駅ロータリーの車の流れを止め、多くの人が迷惑していることに早く気づくべきだ。
(稲毛区・駅前傍聴人)

●空き家問題に直面

 以前、稲毛新聞に空き家問題の記事が掲載されていました。その時はなんとなく読んでいましたが、夫の実家に住んでいた母が亡くなり、実家が空き家になってしまいました。葬儀が終わりこの家をどうするのかという問題に直面し、他人事ではなくなったのです。その時の稲毛新聞を読み返してみると、どのようにしたら良いのかだいたいわかりました。今はその実家に移り住むか、売却するかでまだ悩んでいますが、その記事を読んだお蔭で大きな間違いはせずに済みそうです。   (中央区・酒井)

●読者の声への投稿はハガキ・FAX・メールで


稲スポ

夏の高校野球が開幕。専大松戸、木更津総合中心も
剛腕早坂擁する幕張総合に注目、悲願の初V狙う

 第105回全国高校野球選手権千葉大会が8日千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで148チームの参加で開幕する。
 今年は春のセンバツ8強、今春の千葉県大会を制した専大松戸、春の関東大会で準優勝の木更津総合が中心になる。専大松戸は注目のエース平野が好調、救援陣も豊富で投手力は県内屈指。木更津総合は強力打線に安定した守備で総合力で優位か。その他Aシードの習志野、中央学院も上位に食い込む力を持っている。 千葉市勢は注目の右腕早坂投手を擁する幕張総合に期待。150㌔を超える速球は簡単には打ち崩せない。強豪校、実績校を脅かす存在になるだろう。春の躍進で久々にCシードとなった千葉北、15年振りの甲子園を狙う地元稲毛区の千葉経大附、敬愛学園の私立勢、古豪千葉商なども虎視眈々と上位を伺う。順調に日程を消化すれば今月27日に決勝戦が行われ甲子園に出場する代表校が決まる。


千葉SSは四街道市と連携協力を締結
 
 千葉県初のプロ野球独立リーグ「ベイサイドリーグ」の千葉スカイセイラーズは、6月は柏の葉公園球場(柏市)やゼットエーボールパーク(市原市)でも開催。県内各地で順調に公式戦を消化しているが、先月14日に四街道市とスポーツ推進活動を通じ、それぞれの充実を図る連携協定を締結、調印式が行われた。これにより開幕戦を行った四街道総合公園野球場を準本拠地とすることになり、船橋に続く拠点として活動していく。

 千葉県高校総体バスケットボール女子は地元稲毛区の千葉経大附高校が決勝で強豪昭和学院(市川市)を破り2年連続2度目の頂点に立った。同校は札幌市で25日から行われる全国総体に出場する。
有限会社稲毛新聞社
〒263-0043
千葉県千葉市稲毛区小仲台2-5-2-1001
TEL.043-256-4414
0
2
5
5
1
4
TOPへ戻る