2023年1月号(Vol.316)ダウンロード
2023年2月号1面~4面
2023年1月号
1面
吉井ロッテ悲願V狙う
菊地(専修大学)、高野(日本通運)ら即戦力期待
千葉ロッテマリーンズは新人選手の入団会見を行い、昨秋のドラフトで指名された8選手が将来の活躍を誓った。昨シーズンは開幕戦に高卒ルーキー松川をスタメン起用、4月10日のオリックス戦では佐々木朗希投手が完全試合を達成するなどペナントレース序盤の話題をさらったが、シーズンを通して上位争いに絡めず、3年振りにBクラスの5位に沈んだ。井口前監督の辞任を受け就任した吉井新監督の下、今季新星マリーンズは昭和45年以来53年振りのシーズン1位での優勝を目指す。
昨シーズンの我らが千葉ロッテマリーンズは開幕戦に高卒ルーキー松川捕手をスタメン起用し、エース石川の好投で快勝、最高のスタートを切った。そして4月10日のオリックス戦では佐々木朗希投手が史上16人目の完全試合を達成、続く登板でも8回までパーフェクトを続ける快投を見せた。しかし5月には2度目の5連敗などでチームは首位戦線から後退。セ・パ交流戦で勝ち越しやや持ち直すも、オールスター前後には再び失速。優勝争いに絡むことなく3年振りのBクラスとなる5位に沈んだ。
期待された投手陣は美馬が唯一の二桁勝利(10勝6敗)を上げたが、前半話題をさらった佐々木朗希も後半はやや調子を落とし9勝止まり、開幕投手の石川は7勝7敗、一昨年ブレークし昨季期待された左腕小島は3勝11敗と大きく負け越し先発陣が苦戦した。
救援陣はゲレーロ、オスナの両外国人に加え小野、東條、西野らが飛躍、抑えの益田に繋ぐ役目を果たしたが、唐川や佐々木千隼ら実績のある投手が故障に泣いたのは痛かった。 打線は髙部が覚醒、1番打者に定着し、レギュラーを掴むと44盗塁で初の盗塁王を獲得した。若手期待の佐藤都志也も多くの試合でマスクをかぶりDHでも活躍した。他にも山口、安田らの成長があったが、荻野、角中らのベテラン勢、期待の大きかった藤原、レアード、マーティンの外国人が期待を裏切る形になってしまった。
悲願の優勝を狙う今年は投打ともに新戦力の台頭が必要。守護神オスナが福岡ソフトバンクホークスに移籍、空いた守護神の座を狙う小野や東條らの更なる活躍が求められる。そして今年も新人が期待できそうだ。昨年は高卒ルーキー松川が佐々木朗希登板時にマスクをかぶり続けオールスターにも出場、社会人出身の廣畑も一軍に定着した。今年もドラフト1位の菊地(専修大)や社会人出身の高野(日本通運)は即戦力を期待。菊地は先発ローテを狙い、高野はブルペン陣の一角に食い込みたいところ。2位指名の友杉も内野陣の争いに加わってくると思われる。その他ベテラン唐川や佐々木千隼の復調、若手捕手の活躍で刺激を受けた実績ある田村の復活などがあれば優勝争いに絡んでいけるはず。オリックスバファローズから初めて行われた現役ドラフトで獲得した大下誠一郎にも期待がかかる。そして数々の指導実績を誇る吉井新監督がどのような選手起用で、どのような采配を揮うのか。今季も千葉ロッテマリーンズから目が離せない。
2面
コスト増の事業者対象「千葉市中小企業者緊急特別支援金」
昨年9月~11月分も追加 申請締め切り迫る
市独自の「千葉市中小企業者緊急特別支援金」は、コロナ禍における急激な原油価格・物価高騰の影響を受けた事業者を支援する制度だ。
当初は令和4年4月~8月を対象期間としていたが、新たに9月~11月も追加され、申請締め切りが1月末と迫っている。
支援金額は昨年4月~8月分のコスト増に対しては増額に応じて5万円~15万円を給付し、昨年9月~11月分としては一律10万円、自然災害および感染症に対応したBCP(事業継続計画)の策定者には別途10万円を上乗せ給付する。
給付対象者は原油価格・物価高騰の影響により、令和4年4月から8月の原材料費等のコストが対前年比で10万円以上増加した中小企業者等。 または令和4年9月から11月における原材料費等のコストが対前年比で20万円以上増加した中小企業者等となっており、千葉市内に「本店」又は「主たる事業所」を有する中小事業者等。
法人は直近の確定申告書で納税地が千葉市であること。開業後間もない企業の場合は、対象月の開始月まで開業していること。また個人事業主も対象で、主たる事業所が千葉市である又は千葉市に住所を有すること。企業、個人事業主とも今後も千葉市内で事業継続の意思があること。
対象となる費用とは、原材料費の原料、材料、仕入物品、消耗品、荷造運賃、光熱費の電気、ガス、燃料費のガソリン、重油、軽油、灯油など。申請方法はオンラインまたは郵送。申請期間は令和5年1月31日(火)まで。
仕入れや光熱費の値上がりも対象とされているので、ガソリンを使わなくても対象となる事業者は少なくないだろう。様々な物が値上がりし事業継続が難しくなっているケースもあるなか、千葉市独自のこの支援策で少しでも経費をおさえたいところだ。まだ申請していない対象事業者はぜひ活用を。
問い合わせ先は千葉市中小企業者緊急特別支援金事務局へ。℡043・202・1821(平日8時30分~17時30分※土日・祝日除く)
行政書士による相続・遺言・成年後見相談 各日13:00~16:00
1月10日(火)若葉区役所
1月27日(金)中央保健福祉センター
2月13日(月)花見川保健福祉センター
2月24日(金)緑保健福祉センター
3月13日(月)稲毛区役所
3月24日(金)美浜区役所
【問合せ】県行政書士会千葉支部・樋口
TEL.080-1039-5550
FAX.043-306-7233
※どの会場でも可。直接会場へ。電話相談不可。
連載
櫻井俊雄物語
千葉の近現代史を創った男の話
第31話「自転車ヘルメット着用しないと保険金減額」
今年4月から改正道路交通法が施行され自転車に乗る人の努力義務として、ヘルメットの着用が義務付けられた。自転車運転中の事故で亡くなった人の6割がヘルメットを着用していない状況の中で、死亡事故が増えている現状に対する法改正であることは確かだ。
しかし「努力義務」とは一体何だろう。俊雄は首をかしげる。女性からは「髪が乱れる」、「メイクがとれる」、多くの通勤者からは「駐輪場で預かってくれるのか」、「雨に濡れたヘルメットなんて」などの声が上がっており、「努力義務だから捕まっても罰金がないから誰もやらないよ」との声まであり、法改正が効果的か、早くも疑問が出ている。ヘルメットの盗難対策の必要性すら叫ばれており、必要な施策ではあるものの、多くの市民に受け入れられていない法改正だと俊雄は受け止めている。
ただ、今回の改正で「努力義務」とされたのには理由がある。駐輪場で「ヘルメットの保管をどうするか」といった現実問題に対処するのに時間がかかるだけでなく、ほぼ全国民にいきわたるだけの数のヘルメットが流通していないという笑えない現実があるからだ。半数の国民が対象だとしても、それと同数のヘルメットが各地の自転車店、自動車用品店、量販店などに在庫として店頭に並ぶ状態が出来上がらないと、
「罰則を伴う義務」にして国民にヘルメット着用を強制できないのではないかと俊雄は指摘している。
それより、深刻な問題があると俊雄は問題を提起している。それは、事故が発生した時の保険金の支払いだという。法改正前はヘルメット着用義務がないから、自転車側に落ち度がない限り保険金は必要な額の満額が支払われるが、
「努力義務とはいえ、ヘルメットを着用していればここまで大きなけがにはならなかった」として、いわゆる過失相殺的な保険金の減額が発生する可能性が高いと心配している。
交通事故の賠償額が高騰する中、保険会社の負担を減らすための法改正かとうがった見方をする専門家まで出てきているというから閉口する。
多くの国民が気づいておらず、また知らされてもいないことが問題だと俊雄は言う。
4月以降に発生する自転車が絡む交通事故では、ヘルメット非着用が理由で交通弱者への賠償額が減額されることを認める判決が年末から来年にかけて出始める。
その報道によって初めて国民的大問題になるだろうと予想している。交通事故専門の弁護士が指摘している事実は重い。
自転車は必需品だ。
千葉市では自転車事故に備える保険加入の動きがあることは前向きに評価できるが、これは自転車が加害者になって事故を起こした場合に適用される保険だ。自転車の違反に赤キップが切られるようになったのもわからなくはないが、自転車は多くの場合、弱者になる。無灯火やスマホ運転、
信号無視などで歩行者に危害を加えた場合に備えて十分な賠償資力を備えておく一方で、万一被害者になったときの、賠償金が減らされる可能性が出てきている今回の「努力義務」導入であることを忘れてはならないという。
新型コロナが出始めた当初、マスクが品薄になったように、賠償金減額報道がされ、
ヘルメットが店頭から消えるようなことがあれば、ヘルメット不足を承知で努力義務を課した政府に相当強い批判が行くのではないかと俊雄は心配している。
陸軍中将樋口季一郎
鎌ヶ谷市・元稲毛小校長 島津幸生
昨年令和4年は大変な年であった。中国の領海侵入が多々あったとしても沖縄侵攻があった訳ではないがウクライナでは突如侵略され無差別(ミサイル)攻撃を受け街は瓦礫と化し占領された土地に住むウクライナ人が無数虐殺されていたことが明らかになっている。
ロシアによる不条理な侵入は満州で起きており多くの日本人(婦人や子ども)がひどい目(稲毛幸子かみかぜよ何処に・満州開拓一家の引き揚げ記)にあっている。実は満州だけでなく樺太(現在のサハリン当時半分日本の領土だった)でも同じことがおきている。ロシアは8月22日(終戦は8月15日)に樺太を爆撃し多くの日本人を殺している。
また遭難民を満載した疎開船3艘がロシアの潜水艦に攻撃を受け1708人が命を落としている(NHK樺太地上戦)ロシアは北海道北半分を含め自国の領土としようとしていたのだ。もしこうなっていれば日本はウクライナと同じ運命をたどっているだろう。
終戦時ロシアのことを熟知していた第5方面軍兼北部軍管区司令官だった樋口季一郎が「自衛戦争を継続せよ」と言う命令を出した。NHKはこのことに対し批判的にまるで日本軍が悪かったので住民を巻き込んだ悲惨な地上戦が樺太で起きたような著述をしているがウクライナの例を考えればいかにすごい決断であったかがわかる。時間をかせいだおかげで北海道をとられないですんだのだ。
さてその断を下した樋口季一郎であるが、私がその名を知ったのは一昨年のこと、
ある新聞で彼の銅像を建立しようと言う広告を見たからだ。卑怯な日本軍人がいる中、樋口については、こんな立派な軍人がいたのかであった。彼はスターリンの日本における野望を阻止しただけでなく、満州を経由させナチスドイツの迫害から多くのユダヤ人を亡命させている。キスカ島では重い小銃を海中投棄させ無血撤退を成功させている。
昨年彼を顕彰する銅像が淡路島に建立された。除幕式に参加する機会を与えられたが、肺がんの手術後で残念ながら歴史的場面に立ち会うことが出来なかった。生き方はかくあるべきを教えてくれた軍人を知った。
3面
PJホーム株式会社(千葉市中央区)
2016年に設立。輸入住宅による注文建築を請け負う。
建てる棟数を限定しつつ、多彩なソリューションでお客様の住まいに対する思いを細部に至るまで反映できるスモールカンパニーならではのきめ細かさ、真摯さが強み。実際に建てた人々から寄せられる信頼は篤い。
今回、小紙編集部記者・稲しん子がお邪魔したのは住宅会社の「PJホーム」さんです。建築実績を拝見すると、まるで欧米の家のようにオシャレでハイカラですが、それもそのはず、取り扱っているのは輸入住宅とのこと。これは是非とも詳しくお話を伺いたいと、代表取締役の片岡博仁さんにお時間を取っていただきました。
ツーバイフォー工法が持つ大きな可能性を日本でも活かしてみたいと考えました
稲しん子(以下・稲)輸入住宅の事業を始められた理由は何でしょう。なぜ「輸入」なのですか?
片岡さん(以下・片)若い頃に勤めていた住宅会社がツーバイフォー工法の家を扱っていたことが原点です。入社2年目にアメリカのシアトルへ研修で行かせてもらい、現地の分譲地を見て回ったのですが、まさしく目から鱗の連続。例えば駅からの近さよりも窓から見える景色を大事にしている価値観や、洗練された外観デザインなど、日本の家づくりとの違いにカルチャーショックを受けたのです。アメリカやカナダといった北米ではツーバイフォー工法が主流。当時の日本はツーバイフォー工法イコール輸入住宅という認識でしたので、日本でツーバイフォーをやっていこうと思えば、輸入住宅に携わるのが自然だった感じです。
稲・具体的に何が日本の家と違ったのでしょうか?
片・日本の在来工法は柱と梁で支える軸組工法ですが、ツーバイフォー工法は木材と構造用面材を組み合わせて面で支える枠組壁工法です。その長所が広く理解されるようになったのは阪神・淡路大震災の時。ツーバイフォー工法の家は被害が極めて少なく、全壊はゼロだったとされています。いまでこそ在来工法も構造用の合板を張ったりして耐震性を高めていますけれど。
稲・強度が優れているなら地震国の日本では安心ですね。
片・性能ばかりではなく、デザインのお洒落さも自由度の高さも断然なんです。日本だと、昔は大工さんの言うとおりにしか家がつくれなかった。今もハウスメーカーの規格型住宅のように決まったメニューの中から選ぶしかなかったりします。それらの方法も良さはあるので否定はしませんが、私はお客様が本当に建てたい理想の家を実現させてあげることが住宅のプロの使命だと考えていて、それがPJホームを設立した動機の一つです。
稲・お客様がこだわりたいデザインが、輸入の製品なら叶えやすい?
片・例えばサッシですが、アメリカのマーヴィンやアンダーセンといったブランドには無垢の木のサッシがラインアップされている。インテリアを木の質感で統一したい場合、サッシも含めてコーディネートできるんです。
稲・妥協することなく、自分の好みをディテールまで盛り込めるのですね。
片・正直なところ、輸入の建材は手間がかかります。屋根の瓦は昔と違いビス止めしますが、日本の瓦は予めビス穴が開けられています。しかし、スペイン製やフランス製といった海外の瓦は一枚一枚、現場でドリルを使って穴を開ける必要があり、製品が日本製よりアバウトなので、高度な施工精度も求められます。
ではどうしてそんな面倒なものを伝えたいかというと、デザインやサイズなどの選択肢が広がるため、
表情豊かで美しい家をつくりたいというこだわりのある施主さんには、ぜひお薦めしたいからです。そのために私は腕のいい職人さんを確保しています。
稲・手間暇はかかっても、お客様が求めているものを提供したいと。
片・解決策はたくさん持っていますから、
ご要望以上の結果を出す自信はあります。
担当者とお客様との信頼関係が築かれていることが重要
稲・資料請求されたお客様には、郵送などではなく、手渡しでカタログを渡しているそうですね。
片・家づくりは担当者とお客様との信頼関係が築かれていないといい家はつくれません。まずは顔を合わせることが大事だと思っているので、資料は直接お目にかかってお渡ししています。渡しただけで終わってしまうケースも少なくありませんけれど、それはご縁がなかったわけですから仕方がないですね。
でも、興味を持ってくれて、いろいろ質問してこられるお客様には持っている知識や知恵は出し惜しみせずに対応しています。
稲・「段階的打ち合わせ方式」というのもPJホームさんの特徴かと思いますが。
片・完成してから「本当はこうしたかった」みたいな不満を感じてほしくないので、我慢して不満が隠れてしまわないように、何度も打ち合わせを重ねています。当初の図面や仕様書通りに工事が進んで、いつの間にか完成していたなんてつまらなくないですか? 注文建築は、ああしようこうしようと話し合って修正しながら納得できる着地点を探していくことが楽しいし、そのプロセスがいつまでも家族の思い出に残るのだと思います。
家づくりでお悩みの方々の駆け込み寺になれれば
稲・お客様から「こうしたい」という要望を聞いた上で、「それだとコストが嵩んでしまうので、こういう方法はどうですか」と提案したりもしているのでしょう?
片・家はお客様と建築会社が力を合わせて一緒につくっていくものです。けれど、最近の業界の全体的な傾向として、一緒につくるという面が疎かになってきている気がします。お互いの思いが見えないゆえに深刻なトラブルに発展してしまい、どうにもならなくなって、私のところに助けを求めに来る方もいらっしゃいます。
稲・PJホームさんのホームページを見て、ここなら何とかしてくれるのではと?
片・ブログを読んだからとはよく言われます。お客様のお悩みに対処したケースについて、かなり率直に書いていますから。家づくりで困っている人がいたら、どうにかして解決を図ります。
先日も契約面のトラブルで計画が頓挫してしまったお客様に、信頼できる法律の専門家をご紹介したりしました。人が家づくりで憔悴するほど悩んでいる状況を放っておくことができないんですよね、性分なので。
稲・まさに駆け込み寺ですね。
片・世情でしょうか、最近そういう事例が増えてきているのが気になるところです。
家づくりは家族の幸せの城づくりということは時代が変わっても普遍のことだと思います。
稲・家づくりそのものばかりでなく、困り事の相談にも乗ってくれるのはとても心強いと思います。今日はありがとうございました。
PJホーム株式会社
〒260-0854
千葉市中央区長洲1-29-1 駅前ビル3F
TEL:043-306-8731
FAX:043-306-8730
千葉外房有料道路
2月から無料開放
千葉外房有料道路は令和5年1月末日で料金徴収期間が満了し2月1日(水)午前0時から無料開放となる。茂原まで(千葉市緑区~茂原市延長14・3km)が無料になり千葉市内から外房方面へ向かうドライバーには朗報。市内在住の会社員は「週末に外房へサーフィンに行くので出かける回数が増えそうだ」と話した。なお外房有料道路の回数券の払い戻しは2月1日(水)から3月31日(金)まで。払い戻しの問い合わせは千葉外房有料道路管理事務所℡043・294・6025へ。
住まいの救急社!
漏った、詰まった、壊れたの修理は笑顔で参上
地元のリフォーム工事店(有)マイケン
足腰が丈夫なうちは気にならないことも歳を重ねていくと苦痛に感じることがあります。寝室が二階にあるとか、浴室に段差があるとか・・・。ちょっとでも大変と感じたら将来を考えてリフォームしませんか?
マイケンなら「壊さない」「取り替えない」、できるだけ今使っているものを利用し環境にもお財布にも優しいリフォームを提案してくれます。木造住宅も上手に手入れすれば70~80年使えます。リフォーム時に耐震工事とシロアリ対策をすればさらに安心。二階に思い出多い「我が家のふるさと」を残しながら一階で快適な毎日を過ごしませんか? 出張相談、見積もりは無料です。
社長のひとり言
『一年の計は元旦にあり』
明けましておめでとうございます。昨年もコロナウイルスで大変な年でしたが今年こそはコロナも収まり良い年にしたいですね。昨年は副業として日本酒処『舞剣』をオープンすることが出来ました。年の初めには今年はあれもしたいこれもしたいと計画を立てますが日々の喧騒の中で思いは埋没し毎年なんとなく一年が終わってしまいますが、今年は本業に力を入れないと共倒れになりそうです。飲んでばかりいないで今年はお客様と会社の為に仕事を優先に一生懸命に働く決意をして一年の計画を作ります! ※連絡先・千葉市稲毛区小中台町1201~14 ℡043・207・7122
2023年2月号4面~7面
5面
新連載 ローカル小説
喫茶店の人 前編 草野くれよん
「ナオちゃん、ナポリタンセット上がったよ」
「……へぇい」
マスターとウェイトレスの、いつものやり取り。ナオちゃんと呼ばれたウェイトレスが、機敏とは言い難い動きで料理や飲物をトレーに乗せ、テーブル席へ運んでいくのを巧也は見るともなく見ていた。
この喫茶店『メディウス』は、駅からだいぶ離れた住宅街の小さな商店街の一角に立地する。ほぼシャッター通りと化していて商店街としての機能を果たしていない商店街だが、中には根強いファンが世代交代しながら長年にわたって支えている店もあり、開業四十年近い『メディウス』も、そういう人気店の一つだ。
巧也は近所に住んでいて、「昭和な喫茶店」を知らない世代。物珍しさから入ってみたのが、通うようになったきっかけだ。
焙煎からこだわった味が濃く香り高い本格コーヒーは、シアトル系コーヒーチェーンやコンビニのコーヒーに慣れた舌には衝撃的だった。カレーやスパゲティなどの食事メニューも美味しく、デザートのスイーツも充実していて、たいして便利でもない、人通りも多いとは言えない場所に立地しているのがもったいないと思えるほどのクオリティを誇っている。週末は欠かさず通うほど巧也にとってお気に入りの店になった。
ただ、一つだけ、どうしても理解できない謎がある。ナオちゃんの存在だ。
ランチタイムのピーク時でも、遅い午後の空いた時間帯でも、やる気があるのかないのか、ナオちゃんのペースは一定だ。マスターに声をかけられない限り動こうとしないし、お客にお冷やのお代わりを頼まれればサーバーを手に取るが、そうでなければコップが空になっていても知らんふり。カウンターの端が指定席で、背中を丸め頬杖をついただらしない姿勢で座り、スマホをいじったり、スポーツ新聞の競馬欄を読みふけっていたりしている。
マスターも、そんな態度のナオちゃんに不満を抱いている様子がないのも不思議だった。叱ったり苛ついたりしているところを見たことがない。
親子か親類なのかなと巧也は想像してみるが、どうもしっくりこない。ナオちゃんはマスターにも、たまに見かけるマスターの奥さんにも、まるで似ていないからだ。
コロナ禍の最中はずっとマスクで隠されていたから気づかなかったが、最近はたまに外していることがある。マスクの下から目鼻立ちがくっきりとした美人の素顔が現れたことに巧也はたいそう驚いた。
ただ、それだけになおさら、仕事ぶりのダラダラ加減が残念でもあった。
「ナオちゃん、カレーのランチセット一つ」
「ナオちゃん、こっちも注文頼む。ミートソースとオムライスね」
「……へぇい」
お客さんの間でのナオちゃん人気は高い。常連客はナオちゃんに話しかけるのを楽しみにしているようだし、ナオちゃんも言葉数は少ないものの、きちんと相手にしてあげている。愛想の要素がゼロなわけではないのだ。
そういえば、と巧也は思い出す。通い始めてわりとすぐに顔を覚えてもらえたみたいで、席に座るとお冷やのグラスを置きながら「いらっしゃい。いつもの?」という聞き方でオーダー取りをするようになった。「あ、はい。それでお願いします」と頷くと、ほんのわずか口の端を上げるミクロな微笑みを返してくる。それだけで、歓迎されていることが伝わってくるのがすごい。
なるほど、と巧也は納得したものだ。いくら仕事に積極性が皆無でも、暇さえあれば新聞の競馬欄を愛読していても、誰も文句を言わないのは、これが理由なんだ、と。
「ナオちゃんって、ここでどれくらい働いているんですか」
ある意味、客あしらいの隠れた天才なんじゃないかと思いながら、巧也はカウンター越しにマスターに聞いた。
「ん? えーっと、そうだな、10年にはなるな」
「は?」
まさかそんなに長期間にわたって働いているとは思わなかったので、巧也は一瞬絶句する。
「え、あの、アルバイト……なんですよね」
「そうだよ」
それが何か、とでも言いたそうな口調でマスターは肯定した。いや10年非正規雇用って……。そりゃマスターも個人事業主なんだろうけれど、従業員の雇用形態が10年変わらないってどうなんだろうか。それよりなにより、彼女は今いくつなのか。自分より二つ三つ年上くらいと見ていたのだが、どうやらだいぶ人生の先輩のようである。
2月号へ続く
随筆
お雑煮
吉成庸子
家を一歩出たら、急に冷たい風が吹きつけてきた。「さむいなあ」と私はつぶやきながら、思わずコートの衿に手をやった。
それにしても後十日余りでお正月がくる。寒くて当たり前だなあと、考えながらゆっくり、歩道を歩きだしたものの、頭の中はお正月の準備、少しはしなければならないかしら?と言う思いでいっぱいになった。儀ちゃんがこの世を去ってからは、お正月らしいことなんか何もしていない。
お雑煮だけは、一応つくるけど、一人で食べるお雑煮も味気ないものだ。儀ちゃんが元気だった頃のことをつい思い出してしまった。お雑煮も各地方やその家庭でずい分ちがいがあるのは、知っていた。
だから、儀ちゃんと一緒になった頃、一生懸命聞いて、お雑煮をつくった。私の実家では、かつおのだしを充分に使ったしょう油味。具は里いもだけ。
何でも質素倹約をむねとする武家のならいとかの言い伝えがあったらしい。私の母は最初このお雑煮には、おどろいたらしい。でも「慣れてみると、なかなかおいしくて、今ではこのお雑煮の方が好きだわ」なんて言っていたけど……。
儀ちゃんに説明されたお雑煮は、大根ごぼう、にんじん、等々、いろんな野菜をたっぷり入れてつくるお雑煮だった。ここまでは、母の実家もそうだったから、何の問題もなくつくった私だ。
元旦の朝はいつもより少し早く起きて、儀ちゃんの指図通り、井戸水を汲み、庭の五ヶ所位の所へ供えた。それから井戸水を使って、お雑煮をつくり、テーブルに運ぶ。おせちと、おとそを飲む器を並べる。儀ちゃんは、和服をきちんときて、神妙な顔で、「新年おめでとう」と言った。私も「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と真面目に言い頭を下げた。二人でおとそを飲み干す。私はお雑煮をつくって儀ちゃんの前に置いた。「まあ、まあだな」と言うのが彼の感想だった。
ホッとしている私に「きな粉にお砂糖を入れて持って来なさい」と儀ちゃんが言う。私は「ああ、あべ川餅が食べたいの?すぐ作るわ」と答えた。「そうじゃない。お雑煮に入っているお餅にきな粉をまぶしてたべるんだ」私は意味がわからず「お父さんあべ川位、私出来るから、ちょっと待っててネ」と言った。「そうじゃない。言われた通りにしろ」儀ちゃんがとがった声を出す。
仕方なく私はきな粉にお砂糖を入れて持ってきた。儀ちゃんはおわんの中からお餅を取り出し、きなこの入った皿の中に入れた。お餅には具として入っていたにんじんや白菜がついている。それなのに、きな粉の上でお餅を転がし、儀ちゃんは食べ出した。 ビックリしている私に、「お母さんも食べなさい。これが吉成家のしきたりだからなー」と言った。仕方なく少しだけ口にしたが、何とも言えない変な味、げんなり。
そんなお正月は三十年も続いたわけだけど……。これだけはついていけない私だった。お雑煮はお雑煮、あべ川はあべ川として食べたかった。
木曜日は人気のパン屋が来場。おぬまのマルシェ
本紙広告でお馴染み稲毛区天台の「住まい工房おぬま」では、毎週木曜日の15時半から敷地内駐車場に人気のパン屋さんのキッチンカーが来場、地域の人達に人気だ。
これは以前行っていたイベント「にんじんプチマルシェ」のレギュラー化のひとつ。
地域密着で27年間活動してきた同社の近隣住民や顧客への感謝と地域貢献が主旨。
利用者からは「夕方の販売だから夜食や翌朝の朝食にピッタリです」と好評。
他にもクレープ、コーヒーやカレーのお店も出店する予定。月1回土曜日にも開催する。このマルシェ担当者は「お陰様で毎回多くのお客様が来店していただけます。早くこの地域の名物にしていきたいですね」と抱負を語る。マルシェの予定はQRコードから確認、または電話にて問合せを。
℡043(251)7327
6面
名刺広告
7面
先月のアンケートテーマ「令和5年はどんな年にしたいですか?」
12月号のアンケートは「令和5年はどんな年にしたいですか?」でした。読者のみなさんからは、趣味や健康、断捨離など、様々な抱負が寄せられました。そのなかでも「早くコロナが収束してほしい」という意見が多かったようです。新型コロナウイルスの感染者数は昨年末から増え続け油断ならない状態ですが、編集部では今年もしっかり感染防止対策しながら紙面づくりに励んでいきたいと思います。今年も皆様からのアンケート回答を楽しみにしておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
◎コロナが収束して以前のような生活がしたい
一日も早くコロナが収束してマスクが取れる日が来てほしいです(柏台・村瀬年子)。3年前からコロナコロナで今年こそは収束すると思っていたけどまたコロナで始まり終わっていきます。来年こそは良い年にしたいですね。普段通りの生活になって欲しいです(幸町・舘岡千惠子)。コロナが収束して以前みたいに旅行三昧の生活に戻りたいです(みつわ台・黒沢博子)。マスクを外したい。気兼ねなく旅行したい。友達と宴会もやりたい。会社のみんなの素顔が見たいです。コロナ収束を願いつつ、それまではしっかり感染防止対策していきます(みつわ台・とうちゃん)。コロナがなくったら、家族旅行に行きます。温泉旅行を計画していますがいつになったら行けるのやら。でも希望を捨てずに旅行のパンフレットを見ながら家族で楽しみにしています(椿森・黒ちゃん)。もういい加減、コロナは終わってもいいでしょう。マスク生活はもういやです。夏が来る前にマスクなしの生活が戻ってほしい(稲毛東・まさこ)。ワクチン4回受けましたが、この先もワクチンは続くのでしょうか。コロナもワクチンもない年になるといいな(長沼・もうもう)。何といってもコロナ収束でしょう。以前から願ってやまないのですが、こればかりは自分の力ではどうしようもないので神頼みです。まだコロナにかかっていないので私は感染しないままで収束を迎えたいです。そのために、家でも会社でもうがい手洗いを忘れずきっちりやります(高浜・黒博ちゃん)。
◎自分、家族、知人の健康
家族、友人が健康で過ごす事が出来、主人と旅行に行きたい(あやめ台・一森万亀美)。食生活で栄養のバランスを考え健康な一年でありますように。NHKのテレビを見て体操を二人でやります(長沼・吉田友子)。今年は医者通いが多くて腰痛もあり、来年は家族皆が健康で無事に過ごす事が願いです(小仲台・山内富士子)。健康で平穏な日々を過ごす事が願いです。コロナ禍の終息を祈ります(六方・泉谷正誼)。足腰を丈夫にしたいです(稲毛東・西村くみ)。1年を平穏無事に過ごす事。家族共々。それとコロナ禍や私のアクシデントでやれなかった趣味の写真、詩吟の吟詠を残り少ない余命の中で十分味わってみたい(浜野・柳澤範光)。2022年は怪我や病気が多かった。大変辛かった。その度お薬手帳に詳しく記しました。参考になるでしょう。そんな時姉からの励ましのアドバイス・手作り野菜・・・。サプライズが届きました。本当に嬉しかった。2023年は健康で過ごしたい(高洲・戸沢恵子)。家族親戚一同健康で過ごす事です(天台・山本信夫・富子)。令和5年は、病気をしない様に体力造りをしたい(みつわ台・ぼくちゃん)。減塩と節酒で健康な食生活を目指す(園生・関直康)。怪我をせず健康で楽しい毎日にしたい。安心して暮らせる場所に住みたい。(高洲・原隆子)。75歳になります、心身ともに健康であることを切に心掛けたいと思います(高洲・緒方久江)。まずは健康です。令和5年は家族と自分の健康に気を付けます。健康第一で元気ならすべてがんばれるから。そしてストレスをためないように適度にリフレッシュすること。ストレスは病気の引き金になるので気を付けようと思います(小仲台・働きすぎさん)。自分の体をもっと大切にする年にしようと思います。忙しくても歯医者にまめに行って歯石を取る。虫歯も早めに治す。痛いところがあれば早めに病院に行く。マッサージなどを受けて心も体もリラックスする。がん検診や人間ドックも受ける。体が資本なので、もっと自分を大切にします(磯辺・みいみい)。趣味として何かしらスポーツを始めたいけど、何がいいかなと考え中。とりあえず歩こうかと思う。それからスイミングもやってみたいけど三日坊主にならないといいなあ(幸町・もとむら)
◎世界平和
戦いの無い年にしたい(椿森・上田晃之)。①世界中で戦争がなくなり世界中が平和になりますように②コロナがなくなり自由に外出が出来てロッテマリーンズを応援に行き優勝させられたらいいですね③私が元気で卒寿迎えたら幸せと思います(六方・阿部ちい)。
◎趣味などを楽しみたい
2~3年コロナで出かけられなかった為、脳のナンプレ等ばかりしていたが令和5年は外出(どっかの教室等)して趣味を行っていきたいと思います(四街道・粟村道生)。映画・美術鑑賞・図書館巡りなど例年通りで、一葉や熊楠などの作品を読み返し三昧の日々を送りたいと思っております(検見川・荒木昭治)。趣味が歌と朗読なんです。ありがたい事にどちらも師に恵まれ歌は小さな女性アンサンブルで美しい歌を覚え、朗読も感動的な多くの作品に出会ったので来年はそれを個人CDにして一枚でも多く家族、友人、知人に聴いていただくのが夢です(小仲台・田渕良子)。川柳が上手くなりたい 新しく入ってくる方中々手強いお上手だから… ファイトで頑張りたいです(高浜・林三津子)。妻が仕事をリタイアしたのでたくさん一緒に旅行をしたい(園生・丸山宗男)。最近、始めたテニス、今年は休まず続けてもう少し上手になりたいです。シニアでもスポーツを楽しめるのだという姿を子供に見せたいなあ(磯辺・道子ばあば)。ここ数年は映画を見に行けなかったので、たまには劇場で見ようと思います。コロナのせいでついつい出不精になってしまいました。これまであまり楽しみがなかったように思うので、お出かけの回数を増やして映画を見たり友達と会ったり人生を楽しみたいです。趣味のお習字も再開しようと思います(幸町・あきちゃん)。温泉旅行にいく。山登りをする。友達と会う。新しいレコードプレイヤーを買って、古いレコードを楽しむ(小仲台・むーさん)
◎片付け・不要な物の処分
部屋を片付けしてきれいにし快適に暮らしたい!モノをなかなか捨てられない性格なので来年こそは不要なモノを処分したいです。本当に大切なモノがいざというときすぐ取り出せるように(稲毛東・もち太郎)。断捨離をしたいですね(黒砂台・中村博之)。断捨離をやります。亡き両親の衣類や家具などもう使っていないのに、まだまだ捨てきれていないものが家に山ほどあります。いつかやろうと思ってても、手つかずでした。令和5年は、がんばって処分する時間をつくりたい。自力でダメなら業者さんを探そうかな。とにかく断捨離の一年にしよう。広い家になったらもっと気持ちよく暮らせるはず(千城台・お片付け苦手さん)。子どもが着られなくなった服や使わないおもちゃをバザーに出す。押し入れのモノや不用品をフリーマーケットやネットのメルカリにも出して、家をすっきりさせるために、がんばって断捨離する(あやめ台・そうたママ)。
◎その他
コロナ去り マスクはずして良き友と 心おきなく酒くみかわす(あやめ台・藤原健次)。ウォーキング(幸町・上田節子)。借地農園での野菜作り(高浜・石川栄子)。現在ウクライナからの児童が入っている小学校でボランティアで日本語指導と学習サポートをさせてもらってます。千葉市での日本語指導と言えば週一、一コマの教科を抜けての指導。私の場合は話す、聞く、読む、書くを取り入れた教室活動の補助をメインにしています。その方が子供にとっては教室内の動きや授業内容が具体的に把握できなくてもそれなりの学習用語が理解できるようになっています。来年は少しでも日本語指導に役立てるよう力を入れていきたいと思っています(小仲台・菅野啓子)。来年は現状維持と節約倹約しながらも楽しむ事には惜しみなく時間と費用を使う。明るく楽しく元気で健康に(高洲・原國臣)。サッカーチームを作ること(高洲・寺阪和久)。不動産の売却(高洲・竹内忠男)。野球に期待し自分は82才になった。明るい気持ちで過ごす(小仲台・宮本サヨ子)。育児も仕事もがんばります。あと親孝行もできるだけします(千城台・こうちゃんママ)。(作業所に休まずに行ってしかも、遅刻や早退をしないことです。疲れやすい体質なので達成できるか?心配ですが頑張ります(みつわ台・吉川洋)。
※一部抜粋して掲載
読者の声
●毎朝のお掃除を電車から拝見
私は毎朝、総武線で市川までパートに通っています。9時前ごろに西千葉に停車するのですが、駅前の不動産屋さんが毎朝、お店の掃除をしている様子が電車から見えます。寒い朝もガラスを隅から隅まで拭いていて丁寧にお掃除されている様子は、見ていてとても気持ちがよいものですね。きっといいお店なのだろうなと思いました。私も見習いたいです。
(千城台 まーこ)
●ワールドカップ
サッカーワールドカップは4年に一度の世界が注目する大イベントです。日本代表がサッカー先進国のドイツ、スペインに勝ったことは歴史的な偉業だったと思います。その日本が決勝トーナメントの初戦で敗退したのは残念でしたが、その他多くの素晴らしい試合が観れたのは良かったです。私は大会前からポルトガルとベルギーに注目していました。ポルトガルには世界的スターのCロナウド選手、ベルギーは世界ランキング2位。
前回王者のフランスや強豪ブラジルなどに比べ注目度はもうひとつでした。結果はポルトガルはベスト8で敗退、ベルギーは予選リーグを突破できませんでした。アジア勢の活躍、モロッコの躍進などありましたが最後はアルゼンチンがマラドーナ以来36年振りの優勝で締めました。サッカーが大好きな私にとって興奮の1カ月でした。
(園生・武史)
●おせちが高い
高級なおせちを食べながらお正月を迎えたいと思いつつ、デパートなどのおせち料理は何万円もして、
とても高くて庶民の我が家には手がでない。
なので、我が家はおせち料理は、伊達巻やかまぼこなど、家族が好きなものだけを買って重箱に詰める程度だ。しかし普段は安いかまぼこが年末には店頭から消えて、高いものしか並ばなくなるので早めに買って冷凍している。
いつか高級おせちが食べられるような生活になりたい。夫婦でがんばって働くしかないか。
(小仲台 康祐)
●稲毛新聞ファン
私は長年、稲毛新聞のファンで今年も稲毛新聞を楽しみにしています。クイズ応募も毎回楽しみです。
昔の稲毛新聞とは違って数年前から?内容が柔らかくなったのか、親しみやすくなったと思います。他では見られない街の情報とか、コラムがおもしろかったりで、我が家はずっと愛読しています。今の時代、スマホで情報収集する人も多いですが、シニア世代の私達はやっぱり新聞が好きですねえ。高齢者は声に出して読むのも喉にいいらしいですよ。
近くに住む同世代の友人に稲毛新聞の話をしたところ「あんな過激な新聞を読んでいるの?」と言われてしまい、ちょっとショックでした。なんだか悔しくて「最近、ちゃんと読んでる?内容は以前と結構変わったんだよ」と反論しました。
昔ながらのイメージが強かったようで、その後、友人もちゃんと読んでくれて、違いに気づいてくれたそうです。これからも応援しますネ。地元の新聞としてできるだけ長く続けてください。
(高洲 川上まち)
●クイズは頭の体操
稲毛新聞のクイズコーナーがクロスワードから漢字クイズに変わって、面倒くさがり屋の主人もクイズに挑戦するようになりました。何といっても解けたときが快感で脳トレになります。夫婦二人暮らしなので頭の体操しながら楽しんで新聞を読んでいます。
今年も稲毛新聞を楽しみにしていますので、みなさんお体に気を付けてがんばってくださいね。
(稲毛東 和田夫婦)
●読者の声への投稿はハガキ・FAX・メールで。
稲スポ
千葉に新たなプロ野球チームが誕生!
今年から千葉県内では初めてとなるプロ野球独立リーグの球団が船橋市を本拠地に誕生する。独立リーグはNPB(日本プロ野球機構)とは別に四国や九州など地域に根付いた活動を展開しているリーグで現在国内に7つ。この新チームは主に北陸地域で活動している「日本海オセアンリーグ」に参加する。昨年まで同リーグで活動していた福井県のチームの活動終了に伴い同リーグへ新規参入することになった。
代表兼監督を務めるのは千葉ロッテマリーンズで活躍した早坂圭介氏。先月15日には拠点となる船橋市の松戸市長を訪問した。運営会社「千葉県民球団」ではチーム名をインターネットで公募し決定、1月14日にはそのチーム名、入団選手など体制発表の記者会見が行われる予定。
2023年1月号8面
8面
市民ガイド
◎2023春の火災予防フェスタ
千葉市消防局予防課では、春の火災予防運動に伴い、市民への防火・防災思想の普及啓発を図るため「2023春の火災予防フェスタ」を実施します。消防音楽隊が奏でるメロディーに癒され、幕張総合高等学校書道部による迫力のある書道パフォーマンスをご覧ください。また、キッズ消防隊に変身して記念撮影もできますので、この機会に是非、ご家族・ご友人と一緒にお越しください。
▼会期:2023年1月21日(土)10時00分~12時00分▼料金:無料▼実施内容:防火相談コーナー/予防啓発物品デモ機の展示/消防音楽隊による演奏/書道パフォーマンス(幕張総合高等学校書道部)/キッズ消防隊記念撮影▼申し込み:不要▼開催場所:きぼーる1階(アトリウム)千葉市中央区中央4丁目5-1▼問合せ先:消防局予防部予防課予防係℡043-202-1613
◎千葉市美術館
没後200年 亜欧堂田善
江戸の洋風画家・創造の軌跡
江戸時代後期に活躍した洋風画家、亜欧堂田善(あおうどうでんぜん・1748年~1822年)は、現在の福島県須賀川市に生まれ、47歳の時に白河藩主松平定信の命を受け、
腐食銅版画技法を習得した遅咲きの画人。
日本初の銅版画による解剖図「医範提鋼内象銅版図」や、幕府が初めて公刊した世界地図「新訂万国全図」など、大きな仕事を次々に手掛けた。一方で、西洋版画の図様を両国の花火に取り入れた「二州橋夏夜図」や、深い静寂と抒情を湛える「品川月夜図」など最先端の西洋画法と斬新な視点による江戸名所シリーズや「浅間山図屏風」(重要文化財)に代表される肉筆の油彩画にも意欲的に取り組み、洋風画史上に輝く傑作を多く世に送り出した。
▼会期:2023年1月13日(金)~ 2月26日(日)※休館日2月6日(月)※休室日1月30日(月)▼観覧料:一般1,200円(960円)/大学生700円(560円)/小・中学生、高校生無料 ※( )内は前売券、および市内在住65歳以上の料金 ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料◎本展チケットで同時開催の「新収蔵作品展」および5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」も入館可 ※割引の併用不可
▼主催:千葉市美術館、東京新聞▼場所:千葉市中央区中央3-10-8▼問合せ:℡043-221-2311
◎千葉県文書館
千葉県文書館令和4年度企画展「房総教育志―明治を生きた先生たち―」
千葉県文書館では、県民の方々に郷土への理解を深めていただくため、当館の収蔵資料等を活用した企画展を毎年開催。今回は昨年が明治5年(1872)の学制発布から150周年に当たることから、新しい教育制度が試行錯誤をくり返しながら定着するまで、
教壇に立った先生たちの痕跡を、千葉県文書館が収蔵する古文書を中心に紹介。
▼会期:現在開催中~2023年2月25日(土)▼時間:9時00分~17時00分※休館日:日曜・祝日・館内整理日(毎月末最終の平日)・年末年始(12月28日から1月3日)▼入館料:無料▼場所:千葉県文書館1階展示室(千葉市中央区中央4-15-7)▼問い合せ:℡043-227-7552
◎ギャラリー古島
深川芳子
★ 更紗と裂織と刺子の世界
▼会期:2023年1月13日(金)~1月25日(水)※1月19日(木)休廊
★ 民の手仕事・くらし展
▼会期:2023年2月3日(金)~2月13日(月)※2月9日(木)休廊
▼場所:千葉市中央区春日2-25-11古島籐家具店2階(JR西千葉駅西友側徒歩1分)℡043-243-3313
◎千葉みなとから高速ジェット船の旅
千葉みなと旅客桟橋(ケーズハーバー)から出港、伊豆大島へ向かうツアーが催行されます。▼日程:2023年3月17日(金)・18日(土)▼内容:日帰りツアー、1泊2食のツアーをご用意いたします。第67回伊豆大島・椿まつりなどが楽しめます。▼問い合わせ:名鉄観光サービス株式会社 千葉支店 ℡043-225-3731
※市民ガイドは2022年12月末時点での情報です。
今月の人
専門知識を生まれ育った地元のために活用したい
司法書士・行政書士たかすか事務所
髙須賀 正紀さん(39)千葉市稲毛区在住
稲毛生まれ稲毛育ちの髙須賀正紀さんは昨年、地元の稲毛東5丁目に「司法書士・行政書士たかすか事務所」を立ち上げた。
独立前は都賀の会計事務所に13年間勤め、その間は千葉市内を中心とした中小企業20社ほどを受け持ち、顧客の会社に出向いて領収書や請求書などの書類のチェックや入出金の確認、PC入力など会計業務全般を担当。真面目でコツコツと業務をこなし、物腰のやわらかさや丁寧な仕事ぶりで多くの信頼を得てきた。常に相手の話を聞くことを大切にしてきたため、特に年上の経営者からは「話し相手になってくれる」と喜ばれていたそうだ。
10年前に結婚し、子どもが生まれてからも変わらず稲毛に住み続けている髙須賀さん。「どこへ行くのにも便利でとても住みやすく、ずっとここで暮らしたいと思っています。私が子どものころはよく稲毛東公園で遊んだり、地元のお祭りも大好きでした。自分が育った土地で子どもを育てられるのは幸せです」。休日に小学生の娘さんと遊ぶ時間が楽しみだとか。「最近、娘がUFOキャッチャーにはまっていて、よく一緒にゲームセンターにでかけています」と優しい父親の一面も。
髙須賀さんは会計事務所に勤めながら行政書士や宅建の資格を取得し、5年前から司法書士の試験に向けて勉強を始めていたという。これまでも何度か司法書士の試験を受け続け、2021年に合格。そして、お世話になった地元の方々のお役に立ちたいと昨年、稲毛東に「司法書士・行政書士たかすか事務所」を開業し独立。遺言書の作成や遺産分割、不動産・銀行口座の手続きなどの相続関係や、不動産登記、商業登記、会計記帳代行、建設業許可をはじめ様々な業務を請け負っている。
「相続の手続きは誰でもいつかは経験することだと思います。面倒だからと放置しているケースも多いですが、令和6年4月から相続登記が義務化になり過料の対象となる可能性があるので注意が必要です。ご近所の方がどんなことでも気軽に話せるような事務所にしていきたいと考えています。何か困ったことがあればぜひお気軽にご相談ください」と呼びかけた。
司法書士事務所というとハードルが高く感じてしまう人もいるだろう。しかし「自分が得た専門知識で地元へ恩返しがしたい」という気持ちで仕事に臨む髙須賀さんなら、安心して相談できると感じた。相談は無料なのでぜひホームページから問合せを。
【司法書士・行政書士たかすか事務所】所在地:千葉市稲毛区稲毛東5-1-8
編集部のつぶやき
新年あけましておめでとうございます。
本年も稲毛新聞をよろしくお願い申し上げます。
昨年末はサッカーのワールドカップで盛り上がりました。アルゼンチン36年振りの優勝はメッシの活躍もあり感動的でした。優勝候補と目されたブラジルやフランス、アフリカ勢初の4強入りを果たしたモロッコも話題をさらいました。
そして日本代表の躍進も忘れられません。ところでこのサッカーのワールドカップはオリンピックと並んで世界三大スポーツの祭典と称されています。サッカーは世界中でプレイされていますからね。ではもうひとつは何でしょう?
実はこの三つ目で意見や見解が分かれているそうです。自転車のツール・ド・フランス、自動車のフォーミュラ1(F1)、アメリカンフットボールのスーパーボウル(NFLファイナル)などが多くのジャーナリストの支持を得ているようです。今年行われる野球のWBCやラグビーのワールドカップなどは日本での人気はともかく世界的にはまだまだなのかもしれません。さて今年はどんなスポーツが私たちに感動を与えてくれるのでしょうか。(М)